19歳右腕が一軍初先発へ

ロッテの高卒2年目右腕、田中晴也が1日の阪神戦(ZOZOマリン)でプロ初登板初先発する。
19歳右腕は新潟・日本文理高から2022年ドラフト3位で入団。1年目の昨季は体作りからスタートし、二軍で5試合に登板、計8イニングを投げて1失点の成績を残した。今季は開幕から二軍で先発ローテ入りし、ここまで6試合に登板、1勝1敗、防御率2.87と安定した投球を見せている。
直近では5月21日の日本ハム戦(ロッテ浦和)に先発し、5回75球を投じて7安打10奪三振1失点に抑えていた。そこから中10日で一軍初登板初先発に臨む。
阪神とは3月13日のオープン戦(ZOZOマリン)で対戦。その際は3番手で登板し、2イニングを投げて3安打2失点(自責は1)で敗戦投手になっている。
最速151キロの直球に、スライダー、カーブ、フォークを操る右腕は、6日に20歳の誕生日を迎える。プロ初登板初先発で初勝利を挙げ、自身の誕生日を前祝いすることができるか注目だ。
自身2度目の交流戦登板に臨むビーズリー
一方、阪神の先発はジェレミー・ビーズリー。今季は右肩のコンディション不良で出遅れたが、二軍で7試合に登板、33イニングを投げ、わずか2失点の無双投球で、5月18日に今季初先発。5回72球を投げて2安打7奪三振無失点の好投で、今季初勝利を手にした。
前回登板となった25日の巨人戦(甲子園)でも、6回89球を投げて3安打7奪三振無失点の快投。2試合連続無失点投球を続けている右腕が、中6日で初のZOZOマリンのマウンドに上がる。
交流戦での先発は、来日初先発となった昨季6月16日のソフトバンク戦(甲子園)以来2度目。その時は4回79球を投じ、4安打6奪三振1失点の内容で勝敗はつかなかった。今季ここまで無失点投球を継続している来日2年目右腕は今日も相手打線を零封し、交流戦初勝利を手にすることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
日本ハム・加藤貴之-DeNA・中川颯(エスコンF)
楽天・松井友飛-ヤクルト・M.ヤフーレ(楽天モバイル)
西武・渡邉勇太朗-巨人・又木鉄平(ベルーナドーム)
オリックス・東晃平-中日・H.メヒア(京セラD大阪)
ソフトバンク・大津亮介-広島・玉村昇悟(みずほPayPay)
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