守護神候補アブレイユ「54セーブ以上あげられるようにがんばりたい」
西武は4日、新外国人選手のジェフリー・ヤン投手(27)、アルバート・アブレイユ投手(28)、ヘスス・アギラー内野手(33)、フランチー・コルデロ外野手(29)の入団会見を行った。
メジャー通算114本塁打を誇るアギラーは「目標は、『ライオンズの優勝』これしかないと思っています。個人での成績を追い求めるよりも、私自身がひとつでも多くの本塁打や打点をあげることで、チームの勝利に繋がっていくということが重要だと思っています。チームの勝利に貢献できるようにがんばります」と新天地での意気込みを語った。
渡辺久信GMは「メジャーでの実績も十分ですし、ライオンズの攻撃力アップには必要な選手です。これからライオンズの勝利のために活躍してくれることを期待しています」と主軸候補として大きな期待を寄せた。
また、昨季ヤンキースで24試合に出場し6本塁打をマークしたコルデロは「今回ライオンズのメンバーとして、日本でプレーする機会をいただけたことが本当にうれしいです。日本人のファンの皆さまは野球をとても楽しんでいるという印象がありますので、ファンの皆さまに喜んでいただけるように、優勝という目標に向けてチーム一丸となってがんばりたいと思います」とコメント。
渡辺GMも「パワーや打球速度というものは、素晴らしいものがあります。日本の投手の投球にコンタクトしてくれれば、持ち味を発揮してくれると思いますので、非常に期待しています」と左の長距離砲としての活躍を期待した。
守護神候補にも挙げられているアブレイユは「ライオンズの一員として今日この場に来ることできて本当にうれしいです。活躍するための準備はしてきました。今からファンの皆さまの前でプレーすること、そして開幕が非常に楽しみです。チームの優勝という目標が一番ですが、個人の目標としては、背番号と同じ54セーブ以上をあげられるようにがんばりたいと思います」と目標を掲げた。
渡辺GMも「メジャーリーグでシーズンを通して投げてきたという実績もあり、球の強さや変化球の良さが特徴で、三振も取れる投手。試合ではここぞという場面での活躍を期待しています」と勝ちパターン入りを期待した。
中継ぎ左腕候補のヤンは「今回ライオンズの一員になることができて、とてもうれしいです。野球はもちろんのこと、文化なども含めて、一生懸命多くのことを学んでいきたいと思います。私は、『チームの優勝』という目標を叶えるためにここに来ましたので、その目標をチームやファンの皆さまと一緒に達成できるように努力していきたいと思います」と抱負を語った。
「ポテンシャルも高く、これからも多くのことを吸収して成長してくれる投手です。一番の持ち味は、三振をとる力だと思います。リリーフとして大事な場面で活躍してほしいです」と渡辺GMはその潜在能力の高さを評価した。
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