二保「野球が出来なくなると思っていた」
ロッテは28日、前阪神の二保旭投手(33)と前オリックスの吉田凌投手(26)と育成契約を結んだことを発表した。両投手は23日に非公開で行われた入団テストを受けていた。
二保は九州国際大付高から2008年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団し、2021年シーズン途中にトレードで阪神へ移籍。今季はファームで43試合に登板して2勝5敗、防御率6.05の成績で、一軍登板はなかった。
吉田は東海大相模高から2015年ドラフト5位でオリックスに入団。主に中継ぎとして通算83試合に登板して4勝5敗、17ホールド、防御率3.70をマーク。今季は19試合登板で4ホールド、防御率3.24の成績を残していた。
なお、背番号は後日発表される。両投手は球団を通じて以下のコメントを発表した。
○二保投手コメント
「野球が出来なくなると思っていた中でチャンスをいただきました。このご恩を返せるように一日でも早く支配下になり、チームのリーグ優勝、日本一に貢献したいと思います」
○吉田投手コメント
「もう一回、野球ができるチャンスをいただき嬉しく思います。これを機に今までなかった自分を出していけたらと思っています。マリーンズは移籍した選手がすごく躍動している印象があるので、自分もそのような活躍が出来るように一日でも早く支配下となり、チームの勝利に貢献できるピッチングをみせたいです」
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