戦力外通告を受けていた2投手が育成契約
西武は25日、佐々木健投手(27)、森脇亮介投手(31)と育成選手契約を締結したと発表した。
佐々木は木造高から富士大、NTT東日本を経て20202年ドラフト2位で入団し、昨季セットアッパーとして37試合に登板し、3勝5ホールド、防御率3.03をマーク。今季も中継ぎとして7月まで21試合に登板し、1敗4ホールド、防御率0.87と安定した投球を見せていた。
しかし、8月下旬に「左肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術」と「鏡視下クリーニング手術」を受け、実戦復帰には約1年程度を要する見込みとなっていた。
森脇は塔南高から日大、セガサミーを経て2018年ドラフト6位で入団。2年目にセットアッパーに定着して47登板、7勝1敗1セーブ16ホールド、防御率1.35をマーク。5年目の今季も中継ぎとして31試合に登板し、2勝1敗3セーブ12ホールド、防御率1.95の好成績を残していた。
だが、7月14日に「右上腕動脈閉塞症」で出場選手登録を抹消。8月8日に「右上腕動脈閉塞症に対する上腕動脈パッチ形成術」を受けた。
両投手ともに10月4日に戦力外通告を受けており、来季は育成選手として再起を図る。
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