出井はファームスコアラー、齊藤はファーム用具補佐を兼務
西武は戦力外となった出井敏博投手(26)と齊藤誠人捕手(28)が来季、チームスタッフに就任することを発表した。
ファーム打撃投手兼ファームスコアラーに就任する出井は、埼玉栄高から神奈川大を経て2019年ドラフト育成1位で入団。4年間のプロ生活で支配下登録を勝ち取ることはできなかったが、二軍では62試合に登板して6勝を挙げた。コメントは以下の通り。
「ファーム打撃投手として、選手たちが気持ちよく試合に入れるようサポートしていきたいと思っています。また、スコアラーとしては選手と歳も近いですし、具体的に『この球をしっかり投げていれば大丈夫だよ』と安心できる言葉をかけてくれたスコアラーの先輩を目指してしっかり会話のできるスコアラーになりたいと思います」
ファームブルペン捕手兼ファーム用具補佐に就任する齊藤誠人は札幌光星高から北海道教育大学岩見沢校を経て2017年ドラフト育成2位で入団。2019年6月に支配下登録され、プロ6年間で一軍3試合に出場した。コメントは以下の通り。
「投手をはじめ、チームから信頼されるようなスタッフになりたいと思います。捕手の先輩として、ブルペン捕手の方の存在があったからこそ、自信を持ってプレーできたこともありますし、たくさん悩みを聞いてもらいました。用具補佐も兼任になりますが、選手の要望を先読みして動いていきたいです。野球は楽しんでやってこそだと思うので、厳しい練習も選手が乗り越えられるようサポートしていきたいと思います」
【関連記事】
・【ドラフト通信簿】パ・リーグは世代No.1確保の西武とソフトバンクが高評価、低評価となったのは?
・プロ野球12球団の戦力外通告、退団、現役引退選手一覧 楽天・和田と正随が戦力外、現役ドラフトでは5人目
・プロ野球現役ドラフトの答え合わせ 2023年に覚醒した選手と補強できた球団は?