平石洋介ヘッドが打撃戦略コーチを兼務
2023年は辻発彦監督の後任として松井稼頭央監督が就任したが、5位に終わった西武。首脳陣に大きな入れ替わりはなく、ほぼ同じ陣容で巻き返しを狙うことになった。2024年の一軍コーチングスタッフは以下の通りとなっている。
松井監督のPL学園高の後輩でもあるを務め平石洋介ヘッドコーチは打撃戦略コーチを兼務する。阿部真宏二軍内野守備走塁コーチは一軍に、黒田哲史一軍内野守備走塁コーチは二軍に入れ替えとなった。
豊田清、青木勇人の両投手コーチ、野田浩輔バッテリーコーチ、 嶋重宣、高山久の両打撃コーチ、赤田将吾外野守備走塁コーチは留任している。
榎田大樹氏が投手コーチ就任
ファームのコーチングスタッフは以下の通りとなっている。
西口文也監督以下、大きな変動はないが、新任コーチが2人。榎田大樹投手コーチは阪神から移籍した2018年に11勝を挙げた元左腕で、2022年に引退後は1年間、球団本部ファーム・育成グループのバイオメカニクス(一軍グループ兼務)兼企画室スタッフを務めていた。
もう一人は青木智史育成コーチ兼人財開発チーフ。立正大学硬式野球部コーチから2023年に人財開発チーフ兼育成のスタッフに就任していた。荒川雄太三軍バッテリーコーチ兼ブルペン捕手も人財開発担当の肩書が加わっている。
鬼﨑裕司三軍守備コーチは三軍内野守備走塁コーチ、大石達也投手コーチは投手総合コーチに肩書が変わったほか、小関竜也野手総合コーチ、中田祥多バッテリーコーチ、大島裕行打撃コーチ、熊代聖人二軍外野守備走塁コーチ、長田秀一郎投手コーチは留任となった。
清川栄治投手総合コーチと内海哲也投手コーチは退任。内海氏は巨人の一軍投手コーチ就任が発表されている。
【関連記事】
・埼玉西武ライオンズの歴代監督と最高成績、常勝軍団再建目指す松井稼頭央監督
・西武のドラフト補強ポイント 佐々木麟太郎不在で1位指名は将来のエース候補?即戦力外野手?
・軟式出身、医師の卵、名門から転校…ドラフト指名を待つ異色の選手たち