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【パCS第3戦】ファイナルステージ進出かけてロッテ小島和哉とソフトバンク和田毅が左腕対決

2023 10/16 11:00SPAIA編集部
ロッテ小島和哉とソフトバンク和田毅のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

2年ぶり2桁勝利を挙げた小島和哉

ロッテ小島和哉とソフトバンク和田毅のインフォグラフィック


パ・リーグのクライマックスシリーズはソフトバンクが第2戦に勝ち、1勝1敗のタイで第3戦にもつれ込んだ。

ロッテは小島和哉が中5日で先発。今季は25試合に登板して10勝6敗、防御率3.47と2年ぶりの2桁勝利をマークしている。

ソフトバンク戦は5試合登板で1勝2敗、防御率4.45。9月5日は7回無失点で8勝目を挙げたが、同25日は近藤健介らに2本塁打を喫するなど6.2回7失点で負け投手となった。相性が良いとは言えないだけに、まずは立ち上がりに注意し、先制点を許さず自分のペースに持ち込みたい。

シーズン最終戦に勝ち、ゲーム差なしで2位に滑り込んだロッテ。土壇場で勝ち取ったホームアドバンテージを活かし、ファイナルステージに進出できるか。

ロッテ戦防御率2.40の42歳・和田毅

一方のソフトバンクはベテラン和田毅が先発する。今季は21試合に登板して8勝6敗、防御率3.24。「松坂世代」最後の現役として、健在ぶりを示した。

ロッテ戦は3試合で1勝0敗、防御率2.40と相性は悪くない。9月25日には5回1失点で7勝目を挙げている。

ストレート、スライダー、チェンジアップの3球種で90%以上を占めるが、ボールのキレと熟練の投球術で連打を許さない。日米通算163勝の実績は伊達ではない。

9日のオリックス戦で3番手として登板し、9球だけ投げた。そこから中6日で状態も心配はないだろう。

2位ロッテとはゲーム差はなく、勝率のわずかな差で3位だったソフトバンク。オリックスの待つCSファイナルステージ進出に向け、修羅場をかいくぐってきた42歳に全てを託す。

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