9月18日以来の登板となる澤村拓一
今日からZOZOマリンスタジアムで行われるロッテ-オリックスの最終2連戦。現在3位でソフトバンク、楽天と熾烈なCS争いを繰り広げているロッテは、澤村拓一が第1戦に先発する。
3年ぶりに古巣へ復帰した右腕は今季中継ぎとして33試合に登板して4勝3敗14ホールド3セーブ、防御率5.06の成績。9月18日の西武戦(ベルーナドーム)で1回を三者凡退に抑えた後、同24日に体調不良のため、「特例2023」で出場選手登録を抹消されて以来、久しぶりの一軍登板となる。
先発マウンドに上がるのは、巨人時代の2020年7月25日のヤクルト戦(神宮)以来、3年ぶりとなるが、右腕は「チームが勝つこと。それだけ」と短くも力強い意気込みを示した。
オリックス戦には今季4試合に登板して1勝0敗1ホールド1セーブ、防御率0.00と好投。ヒットも宗佑磨と宜保翔に1本ずつの計2本と、オリックス打線を完璧に封じており、今日の登板でも快投が期待される。
CS進出を争う重要な一戦で、吉井理人監督は中継ぎ投手を小刻みにつなぐ「ブルペンデー」を予定。ブルペンを支える大黒柱がその先陣を切る。