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同率2位のソフトバンクと楽天が2連戦、CS進出へ大関友久と田中将大が先陣

2023 10/2 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク大関友久と楽天・田中将大のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

開幕投手務めるも4カ月白星のない大関友久

ソフトバンク大関友久と楽天・田中将大のインフォグラフィック


同率2位で並んだソフトバンクと楽天が今日2日からPayPayドームで2連戦。ソフトバンクは大関友久が先鋒を務める。

今季は開幕投手を務めたものの、ここまで16試合で4勝7敗、防御率3.07ともうひとつ。5月30日の中日戦以来4カ月も白星から遠ざかっている。

楽天戦は4試合で0勝2敗、防御率3.97。前回登板の9月20日は4回に1点を失い、同点の5回1死一塁としたところで降板すると2番手・津森宥紀が連打を浴びて結果的に負け投手となった。

被安打1ながら与四球5と制球に苦しんだ前回。あれから中11日と間隔は空いたが、楽天打線は前日1日のオリックス戦でも8得点と好調だけに無駄な四球は厳禁だ。

残り4試合となり、クライマックスシリーズのホーム開催に向け、落とせない試合が続くソフトバンク。開幕マウンドを任された左腕が最後に意地を見せるか。

PayPayドームで2戦2敗、防御率8.74の田中将大

一方、楽天は田中将大が先発する。今季は23試合で7勝10敗、防御率4.89。楽天復帰後は3年連続で2桁勝利に届いていない。

ソフトバンク戦は5試合で3勝2敗、防御率3.86と相性は悪くない。ただ、PayPayドームでは2戦2敗、防御率8.74と不安なデータが残る。

12打数5安打1本塁打の柳田悠岐、13打数4安打1本塁打の近藤健介、13打数6安打1本塁打の今宮健太らには特に注意が必要だ。

ここまで日米通算197勝。期待された200勝達成は来季に持ち越しが濃厚となった。CSにつなげるためにも、来季につなげるためにも、修羅場を乗り越えてきた現役最多勝右腕の快投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ロッテ・小島和哉-西武・D.エンス(ZOZOマリン)
オリックス・山本由伸-日本ハム・B.ロドリゲス(京セラD大阪)

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