西武戦得意の西野勇士

今日からZOZOマリンスタジアムで行われるロッテ-西武の4連戦。第1戦の先発は西野勇士と平良海馬と発表された。
ロッテの西野はここまで16試合に先発して8勝4敗、防御率2.68、QS(6回以上自責点3以下)も12度記録し、安定した投球を披露している。前回登板した18日の西武戦(ベルーナドーム)では、8回105球を投げて4安打7奪三振1失点に抑えていた。そこから中11日空けて今日の登板を迎える。
西武戦には今季4試合に登板して2勝0敗、防御率1.33、全試合でQSを記録するなど相性は抜群。ただ、マキノンに8打数3安打、中村剛也に9打数3安打1本塁打と、主軸2人相手には分が悪い。この2人の前にはランナーを溜めないように気を付けたい。
右腕は今日の登板に向けて「初回の入り方に気をつけて、先発としての役目をしっかりと果たしチームの勝利に貢献したいと思います。とにかく全力を尽くして頑張ります!」と気合十分。ここ10試合で2勝8敗と、大失速のチームを救う投球を見せることができるか。
今季ロッテ戦6度目の先発となる平良海馬
一方、西武の平良はここまで22試合に登板して11勝7敗、防御率2.25、QSは18度記録と、安定感抜群の投球を見せている。前回登板した23日のロッテ戦(ベルーナドーム)では、7回97球を投げて4安打1失点の快投で白星を手にした。そこから中6日で今日の登板に臨む。
ロッテ戦には3週連続での登板となる右腕は「前回の登板と同じように配球が偏らないように注意したいです」と冷静沈着。今季は6試合対戦して3勝3敗、防御率2.70、5QSの好成績。ただ、中村奨吾には13打数4安打2本塁打、角中勝也には12打数7安打1本塁打と打たれているだけに、今日の登板でも警戒が必要だろう。
今日の登板に向けて「先発として最後の登板になるのでチームが勝てるようがんばります」と意気込む右腕。先発転向1年目シーズンを有終の美で飾れるか、その投球に注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
オリックス・田嶋大樹-楽天・岸孝之(京セラD大阪)
ソフトバンク・板東湧梧-日本ハム・田中瑛斗(PayPayドーム)
【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-中日・根尾昂(東京ドーム)
ヤクルト・サイスニード-DeNA・今永昇太(神宮)
広島・九里亜蓮-阪神・門別啓人(マツダスタジアム)
【関連記事】
・西武が15年ぶり「10勝カルテット」に王手 オリックスと2球団同時達成の可能性も
・ロッテ・ポランコ、球団37年ぶりの本塁打王なるか パ・リーグ各球団の直近のキングは?
・2023年高校生プロ志望届一覧 大阪桐蔭・前田悠伍、広陵・真鍋慧ら111人が提出【ドラフト】