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優勝マジック4のオリックスは東晃平が球団新記録の7連勝狙う、ロッテは小島和哉が先発

2023 9/19 11:00SPAIA編集部
オリックス東晃平とロッテ小島和哉のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

プロ入り以来無傷の6連勝中の東晃平

オリックス東晃平とロッテ小島和哉のインフォグラフィック


優勝マジックを4まで減らしたオリックスは今日から京セラドーム大阪で2位ロッテと2連戦。初戦は東晃平が先発する。

神戸弘陵高から2017年育成ドラフト2位で入団した右腕は6年目の今季にブレイク。8試合に登板して無傷の5勝、防御率1.79の好成績を残しており、7月30日に一軍再昇格して以降は先発で6戦5勝と安定した投球を続けている。

ロッテ戦は8月27日(京セラドーム大阪)に登板し、5.2回4安打2失点で勝ち投手になっている。ポランコに一発を浴びて降板しており、今日も一発被弾には細心の注意を払いたい。

支配下登録された昨年のプロ初勝利から合わせると、無傷の6連勝中。阪急時代の1957~58年に西田稔がマークした球団最長記録に並んでおり、今日も勝てば新記録となる。

次から次に新戦力が台頭する中嶋オリックスに、またしても孝行息子が誕生するか。育成出身の23歳の投球に注目だ。

2年ぶりの2桁勝利を狙う小島和哉

一方のロッテは小島和哉が先発する。今季は21試合に登板して8勝4敗、防御率3.33。2年ぶりの2桁勝利まであと2勝としている。

オリックス戦は2試合で1勝1敗、防御率5.14。5月17日(ZOZOマリン)は8回2失点で勝ち投手となったが、6月28日(京セラドーム大阪)は6.0回8安打6失点で負け投手。両極端な成績だが、8月以降は6試合連続QS(6イニング以上自責点3以下)と安定している。

キレのいいストレートと多彩な変化球で的を絞らせない投球が持ち味。まずは立ち上がりを乗り切って自分のペースに持ち込みたい。

オリックスには12.5ゲーム差をつけられているが、クライマックスシリーズを考えても直接対決で叩いておくことは重要だ。早稲田大の先輩にあたる小宮山悟現同大監督、大谷智久現ロッテ二軍チーフ投手コーチが現役時代に背負っていた背番号14を受け継いだ左腕が、意地の力投を見せられるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
楽天・則本昂大-ソフトバンク・C.スチュワートJr.(楽天モバイル)
西武・松本航-日本ハム・C.ポンセ(ベルーナドーム)

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