今季は二軍で0勝7敗の根尾昂
中日の根尾昂が18日の広島戦(バンテリンドーム)で今季初先発する。
大阪桐蔭高からドラフト1位で入団して5年目。昨季途中に投手転向して25試合で防御率3.41の成績を残したが、今季は一軍での登板はなく、ウエスタン・リーグで23試合、0勝7敗、防御率3.43。二軍で先発して100球以上を投げてきたが、いまだ勝ち星はついていない。
直近の9日・ウエスタン阪神戦では井上広大と野口恭佑に一発を浴びて6回5失点。結果を残しているとは言い難いが、6月23日のウエスタン阪神戦からは4試合連続QS(6イニング以上自責点3以下)を記録するなど安定感のある投球を披露していた。
チームは49勝78敗4分けで借金29。明るい話題の少ない中、球団屈指の人気とスター性を誇る根尾が待望のプロ初勝利を挙げるか注目だ。
今季4勝を挙げている2年目・森翔平
一方、広島の先発は森翔平。鳥取商高から関西大、三菱重工Westを経てドラフト2位で入団した2年目の左腕だ。
今季は10試合に登板して4勝2敗、防御率4.40。中日戦は7月9日に先発して5回1失点で勝ち投手になっている。
優勝は逃したものの、クライマックスシリーズファーストステージの本拠地開催を目指すチームにとっては重要な一戦。森にはチームのCS進出にとっても、自身の来季につなげる意味でも好投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-ヤクルト・山野太一(東京ドーム)
阪神・J.ビーズリー-DeNA・大貫晋一(甲子園)
【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-ソフトバンク・板東湧梧(エスコンF)
西武・髙橋光成-ロッテ・西野勇士(ベルーナドーム)
オリックス・曽谷龍平-楽天・田中将大(京セラD大阪)
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