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西武逆転CSへ22イニング連続無失点中の平良海馬がロッテ戦に先発 9月防御率1.93の美馬学と対決

2023 9/16 11:00SPAIA編集部
西武・平良海馬とロッテ・美馬学のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

自身初の10勝達成した平良海馬

西武・平良海馬とロッテ・美馬学のインフォグラフィック


今日からベルーナドームで行われる5位・西武と2位・ロッテの3連戦。初戦の先発は平良海馬と美馬学と発表された。

西武の平良は今季ここまで20試合に先発して10勝6敗、リーグ2位の防御率2.13、QS(6回以上自責点3以下)は17度記録と、安定感抜群の投球を見せている。前回先発した8日の日本ハム戦(エスコンF)では、7回115球を投げて3安打9奪三振無失点の快投で、自身初の2ケタ勝利を達成した。そこから中7日で今日の登板を迎える。

ロッテ戦には今季4試合に登板して2勝2敗ながら、いずれの試合も2失点以内に抑えており、防御率2.33と好相性。ただ、中村奨吾には8打数3安打2本塁打と打たれているだけに、今日の対戦でも警戒が必要だろう。

8月25日の日本ハム戦から自身3連勝、22イニング連続無失点中と好調な右腕。今日も無失点投球で逆転でのクライマックスシリーズ進出を目指すチームに勝利を届けることができるか。

西武と今季相性の悪い美馬学

一方、ロッテの美馬は今季15試合に先発して2勝8敗、防御率4.82、5QSと不本意な数字が並ぶ。前回登板した9日のオリックス戦(ZOZOマリン)では、7回102球を投げて7安打3失点と力投するも、黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板に臨む。

西武戦には今季3試合に登板して0勝3敗、防御率6.28、被打率も.308と打ち込まれている。ただ、9月は2試合に登板して防御率1.93と好調。西武打線相手にもこれまでの借りを返すような快投が期待される。

今日の登板に向けて「とにかくチームが勝てるように全力を尽くします。大事なカードの頭での登板になりますので1イニングでも長く投げて、チームの勝利に貢献したいと思います。全力でチームの勝利のためだけに頑張ります」と気持ちを高める36歳。CS進出へチームの勝利のために今日も全力で右腕を振る。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-ソフトバンク・石川柊太(エスコンF)
オリックス・山本由伸-楽天・岸孝之(京セラD大阪)

【セ・リーグ】
ヤクルト・小川泰弘-DeNA・石田健大(神宮)
中日・髙橋宏斗-巨人・菅野智之(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁-阪神・大竹耕太郎(マツダスタジアム)

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