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阪神・才木浩人が1カ月ぶり一軍登板で自己最多7勝目狙う、一矢報いたい中日は小笠原慎之介

2023 9/6 11:00SPAIA編集部
中日・小笠原慎之介と阪神・才木浩人のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

8月11日に登録抹消された才木浩人

中日・小笠原慎之介と阪神・才木浩人のインフォグラフィック


阪神・才木浩人が6日の中日戦(バンテリンドーム)に先発する。8月10日の巨人戦で6勝目を挙げ、翌11日に腰の張りで登録抹消。二軍で2試合の調整登板を経て約1カ月ぶりの一軍マウンドに立つ。

今季は15試合で6勝5敗、防御率2.23。2018年に挙げた自己最多勝ち星に並んでおり、キャリアハイがかかる一戦でもある。

中日戦は2試合で0勝1敗。直近では7月15日に高橋宏斗と投げ合い、7回2失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣がリードを守れず逆転負けした。勝ち星は挙げられていないが、苦手意識はないだろう。

189センチの長身から投げ下ろすストレートは平均149キロ。フォーク、スライダー、カーブと少ない球種で結果を残している。ストレートのキレとフォークの落差で中日打線をねじ伏せたい。

チームは18年ぶりの優勝に向け着実に歩を進めている。24歳の本格派右腕が自己最多となる7勝目でマジック減らしに貢献するか。

2年連続2桁勝利へ正念場の小笠原慎之介

一方、中日の先発は小笠原慎之介。今季は21試合に登板して7勝9敗、防御率3.33。7月7日の広島戦では5年ぶりの完封勝利もマークした。

ただ、阪神戦は3試合で1勝2敗、防御率4.58と相性は良くない。直近では8月23日に佐藤輝明と近本光司に一発を浴び、5.0回9安打4失点で負け投手になっている。

東海大相模時代に夏の甲子園決勝で仙台育英を破って優勝したが、今夏も同じ神奈川の慶応が仙台育英を破って全国制覇。チームは波に乗れない状況が続くが、元甲子園優勝投手として良い流れに乗りたい。

残り試合を考えると2年連続2桁勝利を挙げるには白星を積み上げておきたい一戦。首位を走る阪神打線を封じて8勝目なら来季につながるはずだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・小澤怜史-巨人・F.グリフィン(神宮)
広島・大瀬良大地-DeNA・今永昇太(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・則本昂大-日本ハム・加藤貴之(楽天モバイル)
オリックス・黒木優太-西武・今井達也(ほっと神戸)
ソフトバンク・有原航平-ロッテ・西野勇士(PayPayドーム)

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