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3年連続投手4冠へオリックス山本由伸が先発 前回完封勝ちのソフトバンク有原航平と今季4度目の対決

2023 8/16 11:00SPAIA編集部
オリックス・山本由伸とソフトバンク・有原航平のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

6試合連続HQS中の山本由伸

オリックス・山本由伸とソフトバンク・有原航平のインフォグラフィック


昨日は台風の影響で中止となった京セラドーム大阪の首位・オリックスと3位・ソフトバンクの2連戦。今日の先発は山本由伸と有原航平と発表された。

オリックスの山本は今季ここまで16試合に先発して11勝4敗、防御率1.57、QS(6回以上自責点3以下)も15度記録と、手の付けられない圧倒的な成績を残している。前回登板した8日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも、7回110球4安打無失点の快投で、6試合連続のHQS(7回以上自責点2以下)をマークした。

ソフトバンク戦には今季5試合に登板して、3勝2敗、防御率2.67と、今季4敗のうち2敗を鷹相手に喫している。被打率は.226で柳田悠岐を14打数2安打に抑えている一方、中村晃に14打数5安打、牧原大成に13打数6安打と打たれている。

右腕は現在、勝利数、防御率、勝率(.733)の3部門でリーグ単独トップ。さらに奪三振数も118で、1位の佐々木朗希(ロッテ)にあと12に迫る。今日も快投を見せ、3年連続の投手4冠へこのまま突き進むのか。球界を代表するエースの投球から目が離せない。

対戦防御率1.13の有原航平

一方、ソフトバンク先発の有原は今季ここまで9試合に先発して4勝3敗、防御率2.52、QSも7度記録するなど、安定した投球を披露している。前回登板した8日の楽天戦(PayPayドーム)では、6回120球を投げて10安打を浴びながら3失点と粘りの投球を見せていた。そこから中6日で今日の登板を迎える。

オリックス戦には今季3試合に登板。全て山本由伸と投げ合い2勝1敗と勝ち越している。7月25日には今季初完封を達成し、連敗を12で止める立役者となった。防御率1.13、被打率も.190と好相性だが、頓宮裕真と紅林弘太郎に10打数4安打、若月健矢にも8打数3安打と打ち込まれている打者もいるだけに、決して油断はできないだろう。

チームは前カード、最下位の日本ハム相手に1勝2敗と負け越すなど、8月は4勝6敗となかなか波に乗れない状況が続いている。得意のオリックス戦で再びチームを勢いづけるような快投を見せたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・C.ポンセ-ロッテ・森遼大朗(エスコンF)
西武・今井達也-楽天・辛島航(ベルーナドーム)

【セ・リーグ】
ヤクルト・小川泰弘-DeNA・今永昇太(神宮)
中日・小笠原慎之介-巨人・F.グリフィン(バンテリンドーム)
広島・九里亜蓮-阪神・大竹耕太郎(マツダスタジアム)

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