前回対戦で好投見せた東浜巨

PayPayドームで行われている3位・ソフトバンクと首位・オリックスの3連戦。オリックスが先勝して迎える第2戦の先発は東浜巨と宮城大弥。沖縄出身投手同士の対決となった。
ソフトバンク先発の東浜は、今季ここまで13試合に先発して5勝6敗、防御率4.03、QS(6回以上自責点3以下)も7度と、エースとしては不本意な数字が並んでいる。前回登板した8日の楽天戦(楽天モバイル)でも、3.2回80球を投げて6安打4四球で今季ワーストの6失点を喫し、KOされた。そこから中7日で今日のマウンドに上がる。
オリックス戦には今季2試合登板して、0勝1敗、防御率4.97の成績。被打率も.320と悪く、特に、中川圭太には3打数2安打3四球、頓宮裕真には5打数2安打と打たれているだけに、この2人の前にランナーを溜めない投球を心がけたい。
ただ、6月24日(PayPayドーム)の直近の対戦では、7回90球を投げて7安打を浴びながらも、2失点と好投していた。チームは現在7連敗中。今日も粘りの投球で久々の勝利へと導くことができるか。
安定した投球続ける宮城大弥
一方、オリックス先発の宮城はここまで12試合に先発して6勝3敗、防御率2.55、QSも8度記録するなど安定した投球を見せている。ただ、前回登板した5日の楽天戦(楽天モバイル)では、5回94球を投げて6安打を浴び、4失点で黒星を喫した。そこから中10日空けて今日の登板を迎える。
今季ソフトバンク戦には5月2日(PayPayドーム)に1度登板。8回105球を投げ、5安打8奪三振無失点の快投で、白星を手にしている。今季2度目の敵地での登板でもその再現が期待される。
チームはリーグ3連覇に向け47勝32敗2分けの貯金15で、首位を快走。昨日の勝利で前半戦首位ターンも決めた。今日も安定感抜群の左腕の好投で、前半戦最後のカード勝ち越しを決めることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・髙橋光成-日本ハム・上原健太(ベルーナドーム)
ロッテ・美馬学-楽天・則本昂大(ZOZOマリン)
【セ・リーグ】
ヤクルト・高橋奎二-巨人・Y.メンデス(神宮)
DeNA・東克樹-広島・野村祐輔(横浜)
阪神・伊藤将司-中日・H.メヒア(甲子園)
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