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リーグ単独トップ9勝目へ巨人・戸郷翔征が中5日で先発 広島は九里亜蓮でカード勝ち越し狙う

2023 7/13 11:00SPAIA編集部
巨人・戸郷翔征と広島・九里亜蓮のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

今季エースの投球見せている戸郷翔征

巨人・戸郷翔征と広島・九里亜蓮のインフォグラフィック


東京ドームで行われている4位・巨人と3位・広島の3連戦。1勝1敗で迎える第3戦の先発は戸郷翔征と九里亜蓮と発表された。

巨人先発の戸郷は、今季ここまで13試合に先発してリーグトップタイの8勝を挙げ、防御率は2.35をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も9度記録するなど先発陣を牽引する活躍を見せている。

前回登板した7日のDeNA戦(東京ドーム)では、7回112球を投げて6安打10奪三振2失点と力投するも、相手エースの今永昇太に投げ負け、今季2敗目を喫した。そこから中5日で今日のマウンドに上がる。

広島とは今季初対戦。昨季は3試合に先発して2勝1敗、防御率3.15の成績。坂倉将吾に7打数4安打、小園海斗に10打数3安打と左打者に打たれていた。今季、対左は被打率.285、被本塁打も7本と苦手にしているだけに、今日も細心の注意が必要だろう。

前半戦最後の登板で単独トップの9勝目を手にすることができるか。

前回惜敗したリベンジ期す九里亜蓮

一方、広島先発の九里亜蓮は今季ここまで14試合に先発して6勝4敗、リーグ6位の防御率2.32、QSも10度記録するなど安定した投球を見せている。ただ、前回登板した7日の中日戦(バンテリンドーム)では、5回92球を投げて9安打を浴び、今季自己ワーストタイの7失点で黒星を喫した。そこから中5日で今日の登板を迎える。

今季巨人戦には6月23日(マツダスタジアム)に1度登板。7回106球を投げ、6安打9奪三振も、岡本和真と吉川尚輝に一発を浴び3失点で約1か月ぶりの敗戦となった。そのリベンジを期して今日は敵地のマウンドに上がる。

チームは43勝38敗の貯金5と好調で、首位・阪神から4ゲーム差の好位置につけている。今季安定感抜群の右腕の好投でカード勝ち越しを決め、週末行われるDeNA戦に弾みをつけたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・小澤怜史-中日・小笠原慎之介(神宮)
阪神・村上頌樹-DeNA・石田健大(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-楽天・岸孝之(エスコンF)
オリックス・宮城大弥-ロッテ・カスティーヨ(ほっともっと神戸)
ソフトバンク・大関友久-西武・平良海馬(PayPayドーム)

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