前回登板でプロ初完封飾った大竹耕太郎

今日から甲子園に舞台を移して行われる首位・阪神と2位・DeNAの首位攻防3連戦。第2戦の先発は大竹耕太郎とトレバー・バウアーと発表された。
阪神先発の大竹は、今季ここまで12試合に先発してリーグ3位タイの7勝(1敗)、リーグトップの防御率1.13をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も10度記録するなど安定感抜群の投球を見せている。
前回登板した5日の広島戦(マツダスタジアム)では、9回5安打7奪三振、無四球、わずか105球でプロ6年目にして初の完封勝利を挙げた。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。
DeNAとは5月13日に甲子園で1度対戦。6回96球を投げて4安打4奪三振1失点で白星を挙げており、今日も好投が期待される。
昨年の現役ドラフトで加入した左腕は6月未勝利に終わり、やや調子を落とし気味だったが、前回登板で見事なプロ初完封。ここまでエース級の活躍で首位を走るチームを支えている。この首位攻防戦でも見事な投球を披露し、一気に勝ち越しへと導きたい。
早くも2度完投勝利しているバウアー
一方、DeNA先発のバウアーは今季ここまで10試合に登板して6勝2敗、防御率3.53、QSも8度記録するなど安定した投球を見せている。前回登板した6日のヤクルト戦(横浜)では、9回4安打7奪三振2失点、128球の熱投で今季2度目の完投勝利を挙げた。そこから中5日で今日の登板を迎える。
阪神とは6月25日(横浜)に1度対戦。6.1回114球を投げ、7安打7奪三振3失点と粘りの投球で白星を挙げている。今日2度目の対戦で初の聖地・甲子園のマウンドに上がる。
6月はリーグトップの4勝、防御率2.08、38奪三振をマーク。チームの交流戦初優勝にも貢献し、月間MVPに輝いた。7月も2試合で防御率1.80と好調をキープしている右腕。首位攻防戦でも好投し、1勝1敗の五分に戻すことができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-広島・森下暢仁(東京ドーム)
ヤクルト・小川泰弘-中日・福谷浩司(神宮)
【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-楽天・荘司康誠(エスコンF)
オリックス・J.コットン-ロッテ・佐々木朗希(京セラD大阪)
ソフトバンク・板東湧梧-西武・今井達也(北九州)
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