来日2勝目を目指すメンデス

東京ドームで行われる4位・巨人と2位・DeNAの3連戦。1勝1敗で迎える第3戦の先発はヨアンデル・メンデスと東克樹と発表された。
巨人先発のメンデスは、来日1年目の今季ここまで5試合に先発して1勝2敗、防御率2.67をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も3度記録するなど、安定した投球を見せている。前回登板した2日の阪神戦(東京ドーム)では、6.1回4安打8奪三振2失点。来日最多107球の粘投も、2勝目はならなかった。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。
DeNAとは4月5日に1度対戦(横浜)し、5.1回94球を投げて5安打2失点に抑えるも、打線の援護なく来日初黒星を喫した。今回はそのリベンジをかけての登板となる。
平均147キロのストレートに、スライダー、チェンジアップ、シンカー、カーブと多彩な変化球を操る新助っ人左腕。来日2勝目、そして今カード勝ち越しに向けて、前回の登板同様、粘り強い投球が期待される。
今季巨人に分が悪い東克樹
一方、DeNAの東は今季ここまで11試合に先発してリーグトップタイの8勝(2敗)を挙げ、防御率はリーグ4位の2.23、QSも9度記録するなど安定感抜群の投球を披露している。前回登板した2日の中日戦(横浜)では、7回89球を投げて7安打2失点と好投。そこから中6日で今日の登板を迎える。
巨人戦には今季3試合に登板して、1勝2敗、防御率4.58、被打率.347と相性は良くない。特に、ブリンソンには7打数6安打とカモにされているだけに、今日の対戦では細心の投球を心がける必要があるだろう。
前回5月25日の対戦(東京ドーム)でも、5.2回76球を投げて11安打5失点で黒星を喫した。そこから自身4連勝中と調子は悪くない。今季苦手としている巨人打線を封じ、ハーラー単独トップの9勝目を手にすることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・涌井秀章-広島・森翔平(バンテリンドーム)
阪神・西純矢-ヤクルト・高橋奎二(甲子園)
【パ・リーグ】
日本ハム・山本拓実-ロッテ・種市篤輝(エスコンF)
楽天・藤井聖-ソフトバンク・石川柊太(楽天モバイル)
オリックス・山岡泰輔-西武・松本航(京セラD大阪)
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