右肩痛め出遅れた金久保優斗

泥沼6連敗中のヤクルトは20日、交流戦最終戦となる楽天戦(神宮)の先発に今季初登板初先発の金久保優斗を起用し、連敗ストップを託す。
東海大市原望洋高から2017年ドラフト5位で入団した右腕は、2021年に自身最多の4勝を挙げ飛躍を期待されたが、昨季はわずか3試合の登板にとどまった。開幕ローテーション入りを目指した今季はキャンプ、オープン戦と一軍に帯同していたが、開幕直前に右肩を負傷。その後は地道に調整を進め、5月10日イースタン・リーグのロッテ戦で実戦復帰を果たした。
二軍では先発としての登板はなく、5試合に登板、計10イニングを投げて防御率5.40、奪三振率7.20、与四球率3.60の成績。直近では15日の巨人戦(戸田)で3番手として登板し、2回29球を投げて1安打3奪三振無失点に抑えていた。そこから中4日で今日のマウンドに上がる。
チームは現在、借金16で中日と並びリーグ5位タイ。交流戦でも6勝11敗で11位に低迷している。今季初先発のマウンドに上がる6年目右腕には、チームの雰囲気を変えるピッチングが期待される。














