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ヤクルト連敗ストップへ金久保優斗が今季初登板初先発 交流戦初勝利目指す楽天・藤平尚真と激突

2023 6/20 11:00SPAIA編集部
ヤクルト・金久保優斗と楽天・藤平尚真のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

右肩痛め出遅れた金久保優斗

ヤクルト・金久保優斗と楽天・藤平尚真のインフォグラフィック


泥沼6連敗中のヤクルトは20日、交流戦最終戦となる楽天戦(神宮)の先発に今季初登板初先発の金久保優斗を起用し、連敗ストップを託す。

東海大市原望洋高から2017年ドラフト5位で入団した右腕は、2021年に自身最多の4勝を挙げ飛躍を期待されたが、昨季はわずか3試合の登板にとどまった。開幕ローテーション入りを目指した今季はキャンプ、オープン戦と一軍に帯同していたが、開幕直前に右肩を負傷。その後は地道に調整を進め、5月10日イースタン・リーグのロッテ戦で実戦復帰を果たした。

二軍では先発としての登板はなく、5試合に登板、計10イニングを投げて防御率5.40、奪三振率7.20、与四球率3.60の成績。直近では15日の巨人戦(戸田)で3番手として登板し、2回29球を投げて1安打3奪三振無失点に抑えていた。そこから中4日で今日のマウンドに上がる。

チームは現在、借金16で中日と並びリーグ5位タイ。交流戦でも6勝11敗で11位に低迷している。今季初先発のマウンドに上がる6年目右腕には、チームの雰囲気を変えるピッチングが期待される。

先発ローテ生き残りかける藤平尚真

一方、楽天の先発は藤平尚真。7年目右腕は、今季開幕から先発ローテーション入りを果たし、ここまで6試合に先発して2勝2敗、防御率3.94、奪三振率7.88とまずまずの成績を残している。

2週間ぶりの一軍登板となった前回9日の中日戦(楽天モバイル)では、5.0回100球を投げて6安打6奪三振3失点だった。そこから中10日あけて今日の登板に臨む。

横浜高から2016年ドラフト1位で入団した右腕は、昨季から背番号を「19」から「46」に変更。4年ぶりに一軍勝利を挙げ、今季も既に2勝と一軍定着へ着実に結果を残しつつある。

ドラ1ルーキー・荘司康誠の台頭や実績ある辛島航の復帰など競争が激しさを増す中、先発ローテ生き残りへ4月29日以来の白星を交流戦初勝利で飾ることができるか注目だ。

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