来日後初セーブもマークしたメルセデス

昨日から始まったプロ野球のセ・パ交流戦。パ・リーグ首位のロッテは本拠地ZOZOマリンスタジアムに巨人を迎えて3連戦。昨日の初戦は先発・西野勇士の好投もあり、2-1で制した。
連勝を狙う今日の先発はC.C.メルセデス。巨人から今季移籍してきた助っ人左腕は、ここまで7試合に登板(先発は6試合)して1勝3敗ながら、防御率は1.66、QS(6回以上自責点3以下)も3度記録するなど好投を続けている。
前回登板した24日の西武戦(ZOZOマリン)では、2番手として7回から3イニング40球を投げて2安打無失点。2人の先発投手で試合をつくる「ピギーバック」を見事に成功させ、来日後初セーブをマークした。そこから中6日で今日の登板に臨む。
移籍後初の交流戦登板は、奇しくも昨季まで5年間在籍していた古巣が相手。勝手知ったるチームメイト相手にどんな投球を見せるのか注目だ。
ロッテと好相性の戸郷翔征
一方、巨人の先発は戸郷翔征。今季はここまで8試合に先発して5勝1敗、防御率2.57、QSは5度、完投もリーグトップの2度記録している。前回登板した24日のDeNA戦(東京ドーム)では、9回127球を投げて5安打6奪三振の力投で、今季初完封勝利を挙げた。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。
ロッテとは昨季も対戦しており、7回112球を投げて4安打無失点に抑える快投で白星。また、ZOZOマリンでの登板となった2021年6月13日も、7回5安打2失点で勝利を挙げており、相性は良さそうだ。
先発の台所事情が苦しい中、獅子奮迅の活躍を見せている5年目右腕。チームも23勝25敗、借金2の4位と苦しい状況が続いているだけに、今日も巨人の新エースにかかる期待は大きい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【交流戦】
日本ハム・上沢直之-ヤクルト・市川悠太(エスコンF)
楽天・田中将大-DeNA・石田健大(楽天モバイル)
西武・本田圭佑-阪神・西勇輝(ベルーナドーム)
オリックス・田嶋大樹-広島・九里亜蓮(京セラD大阪)
ソフトバンク・東浜巨-中日・涌井秀章(PayPayドーム)
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