今季初の同一カード3連勝へ髙橋宏斗が先発

中日の高卒3年目右腕、高橋宏斗投手(20)が今季初の同一カード3連勝をかけ、7日の巨人戦(バンテリンドーム)に先発する。
今季はここまで4試合に先発して1勝3敗、防御率3.27と負けが先行も、2試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、全試合で5イニング以上3失点以下に抑えている。前回登板した4月30日のDeNA戦(バンテリンドーム)では、5回92球6安打2失点と粘投も、打線の援護なく今季3敗目を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。
巨人戦には昨季4試合に先発して0勝1敗、防御率3.42。被打率は.270で、中でも丸佳浩には12打数5安打、坂本勇人には9打数6安打、大城卓三には9打数3安打1本塁打と打たれていた。
今季も4月15日(バンテリンドーム)に対戦したが、5回90球を投げて4安打3失点。7三振を奪うも5つの四死球を与えるなど制球が定まらず、敗戦投手となっている。自身6度目の巨人戦で初白星なるか注目だ。
鬼門の敵地で今季初勝利目指す赤星優志
一方、巨人の先発は赤星優志。プロ2年目の今季はここまで3試合に先発して0勝2敗、防御率6.92といま一つの内容。4月16日の中日戦(バンテリンドーム)では2回7安打5失点でKOされ、2軍再調整となった。
イースタン・リーグでは2試合に先発して計9イニングを無失点。前回登板した今月2日のヤクルト戦では、3回51球を投げて2安打1奪三振で無四球投球だった。そこから中4日で今日の登板を迎える。
中日戦は昨季4試合(先発は2試合)に登板、計10イニングを投げて防御率7.20。特に、バンテリンドームでは、4月24日に先発して3回途中7安打6失点でKOされるなど、苦手としていた。今日はその苦い思い出を払拭する投球を見せることができるか。
チームは2試合連続で逆転負け。借金は4にまで膨らみ最下位・中日に1差にまで迫られている。赤星にとっては鬼門となっている敵地で今季初勝利を挙げ、チームを上昇気流に乗せたいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・吉村貢司郎-DeNA・東克樹(神宮)
広島・コルニエル-阪神・村上頌樹(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・メネズ-楽天・荘司康誠(エスコンF)
ロッテ・種市篤輝-ソフトバンク・藤井皓哉(ZOZOマリン)
オリックス・山岡泰輔-西武・與座海人(京セラD大阪)
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