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ソフトバンク大関友久とオリックス宮城大弥が負けられない左腕対決

2023 5/2 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク大関友久とオリックス宮城大弥のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

開幕戦勝利以来の2勝目を狙う大関

ソフトバンク大関友久とオリックス宮城大弥のインフォグラフィック


ソフトバンクは2日からPayPayドームにオリックスを迎えて3連戦。初戦は大関友久が先発する。

仙台大から2019年育成ドラフト2位で入団して4年目の左腕。今季は開幕投手に抜擢され、3月31日のロッテ戦で7回2安打無失点と好投して初勝利を挙げた。しかし、その後は3試合に登板して白星はつかめず、ここまで1勝2敗、防御率2.16の成績を残している。

オリックス戦は今季初登板。昨季は2試合に登板して0勝1敗、防御率4.32だった。紅林弘太郎に4打数3安打1本塁打、宗佑磨に3打数2安打と打たれており要注意だろう。オリックスは12球団トップのチーム打率.256と好調だけに、まずは試合を作ることが勝利への条件だ。

昨季はシーズン最終戦でまさかの逆転V逸となったソフトバンク。ペナント奪回のためにはオリックスは避けては通れない相手だ。開幕投手を務めた大関にかかる期待は大きい。

50キロ以上の緩急差を駆使する宮城

一方、オリックスの先発は宮城大弥。第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)に出場して世界一に貢献し、4月7日の今季初登板から3試合で2勝0敗、防御率3.52をマークしている。

今季はソフトバンク戦初登板だが、昨季は6試合で3勝1敗、防御率2.29と好相性。ただ、リチャードに6打数4安打2本塁打、今宮健太に15打数7安打1本塁打、三森大貴に11打数5安打と打ち込まれており、コントロールミスには気を付けたい。

平均146.4キロのストレートに対し、カーブは平均91.9キロで、その差は実に50キロ以上。緩急を駆使して打者のタイミングを外す投球は一級品だ。

ソフトバンクを叩いて、文字通りの「黄金週間」にできるか。先陣・宮城が白星をつかめば流れは良くなることは間違いない。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-ヤクルト・サイスニード(東京ドーム)
DeNA・R.ガゼルマン-広島・床田寛樹(横浜)
阪神・青柳晃洋-中日・福谷浩司(甲子園)

【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-ロッテ・西野勇士(楽天モバイル)
西武・D.エンス-日本ハム・伊藤大海(ベルーナドーム)

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