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3年ぶり白星飾ったロッテ種市篤輝が中6日で先発 オリックスは宮城大弥が連勝狙う

2023 4/16 11:00SPAIA編集部
ロッテ・種市篤輝とオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

驚異の奪三振力見せる種市篤輝

ロッテ・種市篤輝とオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック


右ひじのトミー・ジョン手術から復帰し、9日に復活勝利を飾ったロッテの種市篤暉が16日、ZOZOマリンで行われるオリックス戦で今季3度目の先発マウンドに上がる。

3年ぶりに開幕ローテーション入りした右腕は、ここまで2試合に先発して1勝1敗、防御率0.90と好投。前回登板した9日の楽天戦(ZOZOマリン)では、6回95球1安打7奪三振の快投で、988日ぶりの勝利を挙げた。そこから中6日で再びホームのマウンドに上がる。

今季はここまでストレート、スライダー、フォークの3球種のみしか投げていないが、2試合で計10イニングを投げて、17奪三振をマーク。規定投球回には到達していないが、奪三振率15.30で佐々木朗希(15.23)を上回っており、驚異の奪三振能力を見せている。

今日の登板でもオリックス打線を封じ、再びファンの大声援の中で快投を見せることができるか。奪三振マシーンへと変貌した右腕が、チームをカード勝ち越しへと導く。

昨季対戦防御率6.62と打ち込まれた宮城大弥

一方、オリックスの先発は宮城大弥。プロ4年目左腕は、3月のワールドベースボールクラシック(WBC)では日本代表に選出され、侍ジャパンのメンバーとして世界一に貢献した。

帰国後、今季初登板となった7日の日本ハム戦(京セラD大阪)では、6回1安打無失点と快投。6回、今川優馬に打たれた投手強襲の内野安打1本に抑え、今季初勝利を挙げた。そこから中8日空けて、今日のマウンドに上がる。

ロッテとは昨季3試合対戦して2勝1敗と勝ち越しこそしたが、防御率6.62、被打率.286と打ち込まれていた。ただ、中村奨吾には8打数2安打、山口航輝には5打数1安打と主軸2人は抑えている。被本塁打も0に封じており、集中打を浴びないことが勝利へのカギとなるだろう。

7日の初先発時は、150キロ台のストレートに時折90キロ台のカーブを交えた緩急自在の投球で日本ハム打線を手玉に取っていた。昨季苦手としていたロッテ打線相手にも本領発揮なるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・上原健太-西武・D.エンス(ZOZOマリン)
楽天・岸孝之-ソフトバンク・大関友久(楽天モバイル)

【セ・リーグ】
DeNA・平良拳太郎-阪神・才木浩人(横浜)
中日・鈴木博志-巨人・赤星優志(バンテリンドーム)
広島・玉村昇悟-ヤクルト・吉村貢司郎(マツダスタジアム)

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