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日本ハム新球場初勝利へ上沢直之が先発 楽天は昨季対ハム防御率1.38の瀧中瞭太で連勝狙う

2023 4/1 11:00SPAIA編集部
日本ハム・上沢直之と楽天・瀧中瞭太のインフォグラフィック
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右のエース上沢でエスコン初勝利へ

日本ハム・上沢直之と楽天・瀧中瞭太のインフォグラフィック


新球場「エスコンフィールド北海道」での開幕戦は1-3で楽天に惜しくも敗れ、こけら落としを勝利で飾ることができなかった日本ハム。今日は新本拠地に集まったファンに初勝利を届けるべく上沢直之が先発する。

プロ12年目を迎える右腕は昨季も開幕からローテーション入りし、23試合に先発して8勝9敗、防御率3.38と安定した投球を披露。7月に右足を骨折して一時離脱するも、2年連続で規定投球回をクリアした。オフには将来的にメジャー挑戦の意向も表明。今季にかける思いは強い。

オープン戦には2試合に登板して0勝2敗、計11イニングを投げて防御率4.91とピリッとしない内容。ただ、最終登板となった3月25日のヤクルト戦(エスコンF)では、内山壮真と濱田太貴の若手2人にソロ本塁打を許したが、6回94球2失点とうまくまとめていた。そこから中6日で今季初先発に臨む。

楽天戦には昨季1試合に先発して、5回97球を投げて2安打無失点に抑えていた。新球場で開幕からの連敗、カード負け越しはなんとしてでも避けたいところ。エースとしての活躍が期待される右腕は、自身の投球でチームを新球場初勝利に導くことができるか。

今季の復活期す瀧中瞭太

一方、楽天の先発は瀧中瞭太。プロ4年目右腕は一昨年に先発ローテーションに定着し、2桁10勝をマーク。だが、昨季は15試合に先発するも2勝9敗と不甲斐ない成績に終わった。今季は先発ローテ復帰を目指し、キャンプから精力的に投げ込んだ。

オープン戦では3試合に登板、計12.1イニングを投げて防御率3.65。最終登板となった3月25日の巨人戦(東京ドーム)では、5回69球を投げて2安打2失点の好投で、開幕ローテを勝ち取った。中6日で敵地のマウンドに上がる。

日本ハム相手には昨季2試合に先発して0勝1敗ながら防御率1.38と好相性。被打率は.255と完ぺきに抑えていたわけではないが、被本塁打はゼロ。多彩な変化球を駆使して相手打線に的を絞らせない投球を見せていた。

チームは一昨日に行われた開幕戦で勝利し、幸先の良いスタートを切った。瀧中には一気にカード勝ち越しを決める快投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
西武・D.エンス-オリックス・山﨑福也(ベルーナドーム)
ソフトバンク・藤井皓哉-ロッテ・種市篤輝(PayPayドーム)

【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-中日・涌井秀章(東京ドーム)
ヤクルト・D.ピーターズ-広島・床田寛樹(神宮)
阪神・秋山拓巳-DeNA・R.ガゼルマン(京セラD大阪)

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