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ソフトバンク甲斐野央が現状維持でサイン 今季最終戦の登板に悔い「すごく頭に残っている」

2022 12/2 15:52SPAIA編集部
ソフトバンクの甲斐野央
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ⒸSPAIA

四球減へ「練習量増やす」

ソフトバンクの甲斐野央投手(26)が2日、PayPayドーム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3600万円(金額は推定)でサインした。

2018年のドラフト1位右腕は今季27試合で2勝0敗3ホールド、防御率2.52だったが、「2年目ケガをして、去年、今年と悔しい思いをした。特に今年は個人的にすごく悔しいシーズンだった」と語り、その理由に四球の多さを挙げた。

「ケガは全くなかった状態で、開幕(一軍)からも外れた。チームの方針となっている四球の多さ(の改善)は自分のことだと思っています。四球が絡んで失点する展開というのは僕のダメなケース。何回も繰り返してしまって、本当に自分の弱さだと思った」

特に、V逸した10月2日の今季最終戦となったロッテ戦(ZOZOマリン)での登板に悔いが残っているようで、「逆転された次の回、1点差だったと思うんですけど、僕が何とかゼロで抑えていたらチャンスがあった中で、下位打線に四球を出してしまい、ズルズルいって自分の悪いところが出てしまった。最後だけじゃないんですけど、そこがすごく頭に残っている」と厳しい表情を浮かべた。

課題克服へ向けて秋季キャンプでは練習量を増やし、オフも精力的に動く予定だという。「競争は毎年激しいんですけど、その中で絶対勝ち残っていかなきゃいけない。まずは自分が結果を残して、シーズン終わった時に心の底から笑えるようになりたいと思ってます」と来季へ向けて前を向いていた。

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