「来年も野球をやらしてもらえる契約をいただいて本当に感謝」
ソフトバンクの田中正義投手(28)が2日、PayPayドーム内で契約更改交渉に臨み、100万円減の年俸1200万円でサインした(金額は推定)。「本当にありがたいの一言というか、来年も野球をやらしてもらえる契約をいただいて本当に感謝しています。その期待に来年は応えたいと思いますし、応える自信もあるので頑張りたい」と感謝と7年目を迎える来季への自信を口にした。
今季は先発ローテーション入りが確実視される中、開幕直前に右肩を痛め戦線離脱。8月にようやく1軍に昇格したが、中継ぎでの登板5試合にとどまった。「序盤は肩のケガで離脱してしまって、悔しい気持ちともどかしい気持ちがあった。後半一軍に上げてもらって、そこでまたコロナになってしまって。しっかり来年晴らしていきたい」と悔しさを露わにした。
2016年に5球団競合のドラフト1位で入団するもプロ6年で未勝利、先発としては1度も登板なし。それでも来季に向けて手応えもつかんだ。「ようやく自分の足でしっかり歩いているような感じが出てきた。着実に課題を詰めていけば、しっかりやれるんじゃないかと。来年も野球ができるのはありがたい。本当に頑張るしかない」
背水の覚悟で臨む来季は先発一本で勝負する。「先発として挑戦したいですし、規定投球回を目指して頑張りたい」と活躍を誓った。
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