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【ソフトバンク】森笠繁四軍打撃コーチが就任会見「自分で感じて考えて行動できる選手を育てたい」

2022 11/29 12:18SPAIA編集部
就任会見に臨んだソフトバンク森笠繁4軍打撃コーチ(右)と三笠杉彦GM
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ⒸSoftBank HAWKS

三笠GM「チームに刺激与えてくれることを期待」

ソフトバンクは29日、森笠繁四軍打撃コーチの就任会見をPayPayドーム内で行った。

「違う球団に入るということで、プロ1年目の選手になったような気持ちでワクワクしています。まさか自分に声がかかるとはという驚きと、今回初めて四軍という制度の中で打撃コーチをやらせていただけるということで、非常に興奮していて楽しみでしょうがないです」

森笠氏は國學院久我山高から関東学院大を経て、1998年ドラフト4位で広島に入団。2008年オフに横浜(現DeNA)にトレード移籍し、10年限りで現役を引退。11年広島の三軍野手コーチとして指導者人生をスタートし、22年まで広島で二軍打撃コーチなどを務めた。

今回はプロ野球で初の試みとなる四軍の打撃コーチに就任。「若い選手なので技術面もそうですけど、やっぱり身体、体力面も大事ですし、野球に取り組む心、精神面もアドバイスしていけたらと思っています。一人でも多くの選手に下から這い上がってもらいたいですし、自分で感じて考えて、行動できるような選手を育てていきたい」と意気込みを語った。

会見に同席した三笠杉彦GMは「四軍制導入という初めての取り組みでもありますので、できれば長いコーチ経験がある方、ホークスの二軍、三軍の環境について多少なりとも知識のある方で人選を行ってきたところ、森笠コーチとご縁があった」と今回就任に至った経緯を説明。

また、「ホークスのコーチとなるとホークス出身者が多くなるが、あえて他球団での選手、コーチ経験が長い森笠コーチが入ることによって、外からチームがどう見えていて、どう変えていったらいいのかとか、ホークスというチーム・選手にどういう良さがあるのかといった刺激をチームに与えてくれることを期待しています」と、今回外部から招へいした理由を明かした。

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