最速152キロの本格派右腕
オリックスは21日、今秋ドラフト3位で指名した盛岡中央高・齋藤響介投手(18)と仮契約を結んだ。背番号は26に決まった。
齋藤は岩手県滝沢市出身で、身長177センチ、体重72キロと細身ながら最速152キロを誇る本格派右腕。2022年夏の岩手大会では決勝で一関学院に敗れて甲子園には出場できなかったものの、45.2回で57奪三振をマークした。
真新しいユニフォームに袖を通し、「仮契約を終えて、少しずつプロ野球選手としての自覚が出てきました。自分はフィールディングや牽制も得意ですが、一番の持ち味は強気のピッチングスタイルだと思っています。26番という素晴らしい番号をいただきましたので、背番号にふさわしい活躍が出来るように、今まで以上に努力していきます。将来的には先発ローテーション、2桁勝利を挙げられるように頑張ります!」と能見篤史の背番号を受け継いで意気込んだ。
岩手と言えば、大谷翔平や菊池雄星、佐々木朗希ら好投手を輩出していることで有名。「みちのくのドクターK」がオリックスで大輪の花を咲かせるか、今後の成長が期待される。
【関連記事】
・オリックスドラフト5位の富島高・日髙暖己、「山本由伸2世」目指す本格派右腕
・オリックスドラフト2位の日本航空石川高・内藤鵬、目標は500本塁打
・【ルーキー通信簿】オリックスは椋木蓮が次期エースの片鱗示す 野手4人全員がプロ初安打