夏の甲子園では下関国際から9奪三振
オリックスは18日、今秋ドラフトで5位指名した富島高・日髙暖己投手(18)と仮契約を結んだ。背番号は47。
日髙は最速148キロを誇る本格派右腕。今夏の甲子園では準優勝した下関国際に初戦で敗れたものの、9回で9三振を奪い、大器の片鱗をのぞかせた。身長184センチ、体重77キロと細身だが、プロで通用する体を作れば大きく飛躍する可能性を秘める逸材だ。
真新しいユニフォームに袖を通した日高は「パ・リーグ二連覇、そして日本一になったオリックスの一員になれる事がとても嬉しいですし、これからもっと気を引き締めて頑張っていかなければいけないと思いました。自分の持ち味は9回まで投げ抜く体力だと思っています。将来は山本由伸投手のように多くのタイトルが獲れるピッチャーになれるように頑張ります!」と意気込みを示した。
今や球界を代表する投手となった山本由伸も同じ宮崎の都城高からドラフト4位で入団した本格派右腕。共通点の多い先輩にどこまで近付けるか楽しみだ。
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