盛岡市の新球場で一軍公式戦開催
楽天は21日、2023シーズン一軍公式戦の主催試合を楽天生命パーク宮城以外に、岩手県盛岡市の「きたぎんボールパーク(いわて盛岡ボールパーク)」、山形県山形市の「きらやかスタジアム」で開催することを発表した。盛岡市での一軍公式戦は2年連続17回目となるが、来春オープン予定のきたぎんボールパークでは初開催。山形県内では4年ぶりの開催となる。
各試合日程は以下の通り。
○きたぎんボールパーク(いわて盛岡ボールパーク)
開催日:5月16日(火)ソフトバンク戦
○きらやかスタジアム(山形市総合スポーツセンター野球場)
開催日:5月17日(水)ソフトバンク戦
米田陽介代表取締役社長は球団を通じて「来年は、岩手県(盛岡市)の新球場となる『きたぎんボールパーク』と4年振りに山形県(山形市)の『きらやかスタジアム』で一軍公式戦を開催させていただくことになり、とても嬉しく思います。
当日は多くのお客様にスタジアムへお越しいただき、この日にしか味わえないスタジアムの雰囲気やグルメやイベントなど、プロ野球観戦の醍醐味を楽しんでいただけるよう取り組んでまいります」とコメントした。
また、公式戦の開催が決定し、盛岡、山形の両市長も以下の通り、コメントを発表している。
○谷藤裕明 盛岡市長コメント
楽天野球団様におかれましては、当市での一軍公式戦開催を決定いただき、心から感謝申し上げます。
このプロ野球一軍公式戦は、「本物」に触れることができる大変貴重な機会であり、メジャーリーグで活躍する選手を輩出するなど、近年注目を浴びている岩手の野球の更なる飛躍に繋がるものと存じます。
また、開催場所である「きたぎんボールパーク(いわて盛岡ボールパーク)」は、岩手県と盛岡市の共同整備により令和5年4月のオープンを予定しております。
新野球場初のプロ野球一軍公式戦となる今回の試合は、多くの県民・市民の期待を集めるオープニングイヤーを飾るにふさわしい一大イベントとなります。
夢や憧れを与えてくれるプロの試合に、大人から子供まで多くの県民・市民が来場され、新野球場が熱気に包まれることを大いに期待しております。
○佐藤孝弘 山形市長コメント
山形市の悲願であった一軍公式戦開催を決定いただき、楽天野球団様はじめ関係者の皆様へ心より御礼申し上げます。
山形市きらやかスタジアムでの開催は4年ぶりとなります。
この間、新型コロナウイルス感染症や物価高騰など全世界を巻き込む困難な状況と戦い続けており、一軍公式戦開催は山形の人々に大きな希望や喜びとなります。
山形市では野球の力で地域を官民一体で盛り上げていくため、今年10月に「楽天イーグルス 山形市支援協議会」を立ち上げました。
一軍公式戦開催をきっかけに、本協議会の活動にもより一層の弾みがつくものと思います。
プロの真剣な戦いは、感動と勇気を与えます。是非、多くの皆様から観戦いただきたいと思います。
山形市は、選手・スタッフの皆様が最高のパフォーマンスを発揮できるよう最高のおもてなしでお迎えいたします。
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