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ロッテ、中村奨吾と田村龍弘がFA宣言せず残留 中村「このチームで優勝をしたい」

2022 11/4 13:21SPAIA編集部
ロッテの中村奨吾と田村龍弘
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ⒸSPAIA

吉井新監督「より高いところを目指して一緒にやっていけたら」

ロッテは4日、今季国内FA権を取得した中村奨吾内野手(30)と田村龍弘捕手(28)が権利を行使せずに残留することを発表した。吉井理人監督と中村、田村両選手は、球団を通じて以下の通りコメントした。

○吉井理人監督
「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。共に頑張りましょう」

○中村奨吾内野手
「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い想いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという想いが強いですし、今はその想いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時、『ヨッシャー、頼むぞ!』と凄く喜んでいただき、嬉しかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」

○田村龍弘捕手
「マリーンズ残留を決めました。ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に『田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ』と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に一番嬉しく残留することを決めました。

個人的には今年一年、成績を残せなかったのは事実。皆様の期待に応えられませんでした。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです。また、今年は悔しい一年となりファームでの生活が長い中で、今年まで二軍監督を務められた鳥越さんに『初心に戻って頑張ろう』と、いつも声をかけていただいていました。今年一年、ファームで過ごしてきた悔しさを来年にすべてぶつけて結果を求められながらチームの核となれるように頑張ります」

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