西武育成4位の法大・是澤涼輔、大学で無安打も「しっかり練習して早くプロ初安打を打ちたい」

大学通算3試合でも潜在能力を評価

西武から今秋ドラフトで育成4位指名された法政大の是澤涼輔捕手が29日、球団の指名あいさつを受けた。

「今日、竹下さん(球団本部 編成グループ育成アマチュア担当)とお会いして、より一層実感が湧いてきました」と初々しいコメントを残した22歳。高崎健康福祉大高崎から法政大に進んだ強肩捕手は、東京六大学のリーグ戦では通算3試合の出場で3打数無安打だった。

だが、竹下スカウトは「地肩の強さが売り。練習の虫で向上心がある」と、その潜在能力を高く評価。これには本人も「自分は大きな成績を残していないのですが、試合中に積極的にブルペン捕手を務める姿や、キャッチボールで投手とコミュニケーションをとる姿など、自分としても普段から意識している行動を評価いただいたのはうれしかったです」と喜びを口にした。

育成から這い上がるには打撃が課題となるが「しっかり練習して早くプロ初安打を打ちたいです」と本人は意欲満々。大学生活ではノーヒットに終わった控え捕手が、プロの舞台で快音を響かせる。

【関連記事】
・西武育成3位の中京大・三浦大輝、育成同期で一番出世狙う
・西武、2023春季キャンプは2月6日開始と発表　WBC開催によるシーズン開幕の遅れ考慮
・2022年西武の年俸ランキング、上位10人全員1億円プレーヤー