「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

ソフトバンクは大型ショートのイヒネ・イツアを1位、育成で大量14人指名

2022 10/20 20:35SPAIA編集部
ソフトバンク・王貞治球団会長,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

支配下6人、育成14人の計20人指名

プロ野球のドラフト会議が行われ、ソフトバンクは誉高のイヒネ・イツア内野手(18)を1位指名した。

ナイジェリア人の両親を持ち、愛知県名古屋市で生まれ育ったイツアは身長184センチ、体重82キロの大型ショート。誉高1年秋からベンチ入りし、甲子園には出場できなかったものの高校通算18本塁打をマークした。俊足強肩で、高い身体能力は折り紙付きだ。

2位では日本製鉄鹿島・大津亮介投手、3位で東北福祉大・甲斐生海外野手、4位で鹿児島・大島高の大野稼頭央投手、5位で亜細亜大・松本晴投手、6位で桐蔭横浜大・吉田賢吾捕主を指名した。

続いて行われた育成ドラフトでは、1位の霞ケ浦高・赤羽蓮投手以下、昨年に続いて育成だけで大量14人を指名した。

王貞治球団会長は「まずイヒネ君。将来性豊かな選手ということで本当に楽しみだね。ウチに来て、どれだけの選手に成長してくれるか。2巡目以降も思惑どおりのドラフトになったんじゃないかな。世代交代を迎えた今のチーム状況に合った、即戦力の選手も指名できているしね。いずれも将来が楽しみな選手たち。ホークスでのびのびと大きく成長していってくれるといいね」とコメント。この中から将来のスターが何人出てくるか、育成に長けたソフトバンクの腕の見せどころだ。

【関連記事】
ドラフト会議2022
ソフトバンクの通算本塁打ランキング、柳田悠岐は“小久保超え”なるか
ソフトバンクのドラフト補強ポイント 高齢化進む野手、今年もスケール大きい高校生中心か