最速154キロの大型右腕
プロ野球のドラフト会議が行われ、楽天は立教大・荘司康誠投手(22)を1位指名し、ロッテと2球団競合の末、米田陽介球団社長が当たりくじを引いた。
荘司は最速154キロを誇り、身長188センチ、体重86キロの大型右腕。新潟明訓高時代は甲子園出場なし。立教大3年春からベンチ入りし、4年秋の法政大戦で154キロをマークした。ケガもあって東京六大学リーグ通算2勝だが、角度のあるストレートに高いポテンシャルを感じさせる。
石井一久GM兼監督は「ポテンシャルの高い投手。リーグを代表する選手になってくれる」と期待の弁。抽選の人選については「スカウト会議で僕の勘が働いて、社長の運もありましたし、僕の勘もありました」と明かした。
さらに「即戦力というプレッシャーをかけずに、一軍でいろんなこと、成功、失敗を体験しながら、良い投手になってほしい。これからのイーグルスを背負ってほしい」とエール。「指名あいさつには交渉権確定の紙と楽天モバイルの申込書をもっていきたい」と親会社の商品PRも忘れなかった。
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