152キロ左腕を単独指名
プロ野球のドラフト会議が行われ、パ・リーグ覇者のオリックスは白鷗大の曽谷龍平投手(21)を1位指名した。
曽谷は奈良県出身で、身長183センチ、体重79キロの左腕。スリークォーターから最速152キロのストレートを投げ込む。明桜高時代はチームメイトだった山口航輝(現ロッテ)とともに2017年夏の甲子園に出場し、二松学舎大付に敗れた。白鷗大では関甲新学生リーグで通算14勝。即戦力の評価とはいえ、まだまだ伸びしろを感じさせる。
中嶋聡監督は「ホッとしてます」と第一声。「腕の振りが強く角度のあるストレート投げる投手」と印象を語り、「先発でローテーションを守って、軸になれる投手。大きく育ってほしい」と期待を込めた。
曽谷はテレビのインタビューで「すごい選手でもないし、両親を幸せにしたいという思い。能見選手のような息の長い投手になりたい」と意気込みを明かし、対戦したい選手には「ロッテの山口と対戦したい」と同級生との対戦に思いを馳せた。
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