「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【月間MVP】小笠原慎之介とビシエドの中日勢、山本由伸と吉田正尚のオリックス勢がダブル受賞

2022 10/18 13:43SPAIA編集部
オリックスの山本由伸と吉田正尚
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

小笠原はリーグトップ4勝で初受賞、ビシエドは36安打

プロ野球の9、10月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは小笠原慎之介とD.ビシエドの中日勢、パ・リーグは山本由伸と吉田正尚のオリックス勢が受賞した。

7年目で初受賞の小笠原は先発として5試合に登板して、全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、リーグトップの4勝(0敗)をマーク。35.2投球回、42奪三振もリーグトップで、防御率1.51はリーグ2位と好成績を残した。投手部門での中日からの受賞は、2020年9月度の大野雄大以来となった。

ビシエドは2018年8月度以来4度目の受賞。4番として25試合に出場して、リーグトップの36安打を記録し、打率.367と16打点はリーグ2位、長打率.541はリーグ3位の好成績を残した。25試合中21試合で安打を記録し、うち12試合がマルチ安打。加えて7本の殊勲打を放つ活躍ぶりだった。打者部門での中日からの受賞は、2019年9月度の福田永将以来。

中日の投打ダブル受賞は、2009年6月度(投手:川井雄太、打者:和田一浩)以来、13年ぶり9度目となった。

山本は4勝、吉田は打率.416、23打点でともに今季2度目の受賞

今季の6月度以来7度目の受賞となった山本は、5試合に先発してリーグトップタイの4勝、1完封、リーグ3位の防御率1.38をマークした。9月17日のソフトバンク戦で9回4安打に抑え、今季2度目の完封勝利を飾るなど無傷の4連勝。大逆転でのリーグ連覇の原動力となった。

7月度以来今季2度目、通算6度目の受賞となった吉田は、全22試合に先発出場し、打率.416、32安打、60塁打、23打点、長打率.779、出塁率.500の各項目でリーグトップの好成績を収めた。

19試合で安打を放ち、13試合で四球(故意四球を含む)を記録するなど、全22試合で出塁。また9月終盤に力を発揮し、9月19日ソフトバンク戦から4試合連続マルチ安打を放ち、3本塁打、13打点を量産。チャンスメークと勝負強さの両面でチームの勝利に貢献した。

【関連記事】
NPBがFA有資格選手を公示 ソフトバンク・千賀滉大、西武・森友哉ら43人が今季取得
プロ野球日米通算安打ランキング、現役最多のヤクルト青木宣親が挑む金字塔
現役投手の日米通算勝利数ランキング、楽天・田中将大が200勝へカウントダウン