新型コロナ感染から復帰した高橋

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦。日本シリーズ進出に王手をかけたヤクルトは高橋奎二が先発する。
今季は17試合に登板して8勝2敗、防御率2.63。開幕から先発ローテーションを担って成績を伸ばしていたが、9月に新型コロナに感染し、ブランクを作った。
9月29日のイースタン・リーグ西武戦で実戦復帰し、10月6日の東芝との練習試合では5回1安打8奪三振無失点と復活をアピール。そこから中7日で大事な一戦のマウンドが回ってきた。
阪神戦は3試合で2勝1敗、防御率3.38。相性は悪くないが、大山悠輔と佐藤輝明に一発を浴びており、不用意な一発には要注意だ。
チームへの貢献度は高いにもかかわらず、リーグ優勝の瞬間に立ち会えなかったのは悔しかっただろう。昨年の日本シリーズで自身初完封勝利を挙げるなど大一番には強い左腕。日本一をグラウンドで喜ぶためにも快投が期待される。














