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【セ・リーグCS】ヤクルトはサイスニードで連勝狙う、阪神は藤浪晋太郎に託す

2022 10/13 11:00SPAIA編集部
ヤクルト・サイスニードと阪神・藤浪晋太郎,ⒸSPAIA
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サイスニードは出合い頭の一発に要注意

ヤクルト・サイスニードと阪神・藤浪晋太郎のインフォグラフィック


プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦。先勝したヤクルトはサイスニードを先発マウンドに送り出す。

今季は23試合に登板して9勝6敗、防御率3.54。木澤尚文と並んでチーム勝ち頭だ。阪神戦は3試合登板で0勝1敗だが、防御率は2.84と悪くない。10月2日(甲子園)は引き分けに終わったもののサイスニードは7回4安打1失点と好投している。それ以来、中10日での登板だ。

193センチの長身から投げ込むストレートは平均147.2キロ。阪神打線では中野拓夢に9打数3安打と打たれている以外は苦手な打者もいないが、ロハス・ジュニア、糸原健斗、原口文仁に一発を浴びている。1点を争う展開になれば、出合い頭の本塁打には注意を払いたい。

藤浪の粘り強い投球に期待

一方の阪神は藤浪晋太郎が先発する。今季は16試合登板で3勝5敗、防御率3.38。先発を希望して開幕投手も務めたが、1年間ローテーションを守ることはできなかった。

ヤクルト戦は2試合登板で0勝1敗、防御率2.08。9月18日(甲子園)には先発して6回2安打1失点(自責0)と力投したが、味方打線の援護がなく負け投手になった。

打線の現状を考えると、今日も大量援護は期待できない。初戦を落として後がないだけに、藤浪がどこまで粘れるかにかかっている。

パ・リーグの予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
オリックス・宮城大弥-ソフトバンク・板東湧梧(京セラドーム大阪)

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