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【セ・リーグCS】ヤクルトはエース小川泰弘が先陣 阪神先発は燕戦防御率0.86の西勇輝

2022 10/12 11:00SPAIA編集部
ヤクルト小川泰弘と阪神・西勇輝,ⒸSPAIA

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今季神宮で虎打線を無失点に抑えている小川

ヤクルト小川泰弘と阪神・西勇輝のインフォグラフィック


今日から始まるプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ。セ・リーグは2年連続日本一を目指すヤクルトと、シーズン3位から勝ち上がってきた阪神が対戦。初戦の先発はヤクルト・小川泰弘、阪神・西勇輝と発表された。

ヤクルト先発の小川は今季25試合に先発して8勝8敗、防御率2.82の成績。直近では今月3日のDeNA戦(神宮)に先発して3回39球を投げて3安打2失点だった。そこから中8日空けて今日のマウンドに上がる。

今季阪神戦には5試合に先発して3勝1敗、防御率2.37と相性はまずまず。神宮では5月19日に1度対戦して7回無失点に抑えていた。ただ被打率は.277と悪く、主力打者では中野拓夢に15打数7安打の打率.467、近本光司に13打数4安打の打率.308、梅野隆太郎に7打数3安打の打率.429と打たれている。

チームは今季阪神戦に13勝11敗1分けで勝ち越し。加えて1勝のアドバンテージもあり、優位に立っているのは間違いないだろう。エース小川の快投で下剋上に燃える阪神の勢いを止め、日本シリーズ連覇へ好スタートを切りたい。

今季ヤクルト戦得意だった西勇輝

一方、阪神先発の西は、今季23試合に先発して9勝9敗、防御率2.18の好成績を残した。直近では9月17日の巨人戦(東京ドーム)に先発して、6回103球を投げて8安打3失点。実戦での登板はそれ以来となる。

今季ヤクルト戦には3試合に登板して、1勝1敗ながら防御率は0.86と好相性。被打率も.149で、村上宗隆に6打数2安打1本塁打と打たれている以外は、軒並み1割台に抑えている。7月29日(甲子園)には、相手先発の小川と投げ合い、7回無失点の好投で白星を手にした。

ファーストステージでは接戦を制して勝ち上がってきたが、このファイナルステージもロースコアゲームが予想される。抜群の相性を見せる西勇輝で先勝し、まずは1勝1敗の五分に持ち込みたいところだ。

パ・リーグの予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
オリックス・山本由伸-ソフトバンク・石川柊太(京セラドーム大阪)

プロ野球AI勝敗予想
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