今季神宮で虎打線を無失点に抑えている小川
今日から始まるプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ。セ・リーグは2年連続日本一を目指すヤクルトと、シーズン3位から勝ち上がってきた阪神が対戦。初戦の先発はヤクルト・小川泰弘、阪神・西勇輝と発表された。
ヤクルト先発の小川は今季25試合に先発して8勝8敗、防御率2.82の成績。直近では今月3日のDeNA戦(神宮)に先発して3回39球を投げて3安打2失点だった。そこから中8日空けて今日のマウンドに上がる。
今季阪神戦には5試合に先発して3勝1敗、防御率2.37と相性はまずまず。神宮では5月19日に1度対戦して7回無失点に抑えていた。ただ被打率は.277と悪く、主力打者では中野拓夢に15打数7安打の打率.467、近本光司に13打数4安打の打率.308、梅野隆太郎に7打数3安打の打率.429と打たれている。
チームは今季阪神戦に13勝11敗1分けで勝ち越し。加えて1勝のアドバンテージもあり、優位に立っているのは間違いないだろう。エース小川の快投で下剋上に燃える阪神の勢いを止め、日本シリーズ連覇へ好スタートを切りたい。