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56号狙う村上宗隆を封じ込みたいDeNA坂本裕哉、ヤクルト小川泰弘は有終の美狙う

2022 10/3 11:00SPAIA編集部
ヤクルト小川泰弘とDeNA坂本裕哉,ⒸSPAIA
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3試合連続無失点を継続中の小川

ヤクルト小川泰弘とDeNA坂本裕哉のインフォグラフィック


2022年のプロ野球レギュラーシーズンは今日3日のヤクルト-DeNA戦(神宮)で全日程を終了する。リーグ連覇を果たしたヤクルトはエース小川泰弘が先発。今季は24試合登板で8勝8敗、防御率2.75の成績を残しており、現在3試合、計20.1回連続無失点を継続中と安定している。

DeNA戦は5試合に登板して2勝2敗、防御率2.90。9月に2度対戦しており、11日が7回無失点、25日が6回無失点と追いすがる2位チームを封じ込んだ。

小川自身2桁勝利には届かなかったものの、有終の美を飾って気持ちよくクライマックスシリーズに臨みたいだろう。DeNAとはCSで対戦する可能性もあるだけに、最後も抑えて苦手意識を植え付けておきたい。

村上と4打数2安打1本塁打の坂本

一方のDeNAは坂本裕哉が先発する。立命館大から入団3年目の今季は14試合に登板して勝ち星なしの4敗、防御率5.60と苦しんでいる。8月から先発ローテーションを外れて中継ぎに回っていたが、8月14日ヤクルト戦以来の先発の出番が巡ってきた。

56号の日本選手最多本塁打を狙う村上宗隆とは4打数2安打1本塁打2四球。8月27日には横浜スタジアムの右翼席に48号を放り込まれている。村上は2日の阪神戦でスタメンを外れ、首位打者を争う中日・大島洋平が打率を下げたため、今日は3打数無安打でも三冠王が確定する状況。一発狙いで打席に立つことが濃厚となったが、坂本も56号を打たれた投手として記録に残るわけにはいかない。

ヤクルト戦は0勝2敗、防御率8.10と相性は良くない。しかし、CSも見据えると、ここでヤクルトを抑えておく意味は小さくないはずだ。単なる消化試合ではなく、DeNAにとっても、坂本にとっても意味のある試合にしたい。

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