戸郷翔征が苦手の敵地で先発
本日10月1日に横浜スタジアムで行われるDeNA-巨人戦。巨人は負ければクライマックスシリーズ出場が消滅する一戦に、戸郷翔征が先発する。
今季はここまで24試合に登板してリーグ2位の12勝(7敗)を挙げ、リーグ4位の防御率2.65、147奪三振はリーグトップと、エース級の投球を見せている。前回登板した9月24日の中日戦(バンテリンドーム)では、6回103球を投げて6安打2失点(自責は1)と好投するも、味方の援護なく7敗目を喫した。
DeNA戦には今季4試合に先発して1勝2敗、防御率4.56と、あまり相性が良くない。特に被本塁打が多く、佐野恵太に2本塁打を許すなど、対戦チーム別でワーストの5本塁打を浴びている。また、敵地・横浜では0勝2敗、防御率6.94と打ち込まれているだけに、今日は細心の投球を心がけたい。
CS進出が決まれば、再び相まみえることになるDeNA。今季ラスト登板で苦手意識を払拭する快投を見せ、ハーラートップに並ぶ13勝目を手に入れたい。
前回対戦の雪辱期す今永昇太
一方、DeNAの先発は今永昇太。今季ここまで20試合に先発して10勝4敗、防御率2.37、QS(6回以上自責点3以下)も15度記録するなど、安定感のある投球を見せている。
前回登板は9月25日のヤクルト戦(神宮)。負ければヤクルトの連覇が決まってしまう大事な一戦に先発し、7回123球を投げて3安打無失点の熱投を見せた。だが、相手先発の小川泰弘も6回無失点投球譲らず、最終的にはサヨナラ負け。昨年に続き目の前で胴上げを許す悔しい登板となった。
巨人戦には今季4試合に先発して1勝1敗、防御率2.25と相性は悪くない。前回9月19日(東京ドーム)の対戦では、6回96球を投げて4本塁打を浴びるなど5失点で負け投手となった。今回はそのリベンジを果たしたいところだ。
3年ぶりの規定投球回到達にもあと6.1イニングまで迫っている。レギュラーシーズンラスト登板で有終の美を飾り、CSの戦いへ向け弾みをつけたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・松本航-ソフトバンク・千賀滉大(ベルーナドーム)
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