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オリックス逆転Vへ“投手4冠”山本由伸が今季初の中5日で必勝期す ロッテは本前郁也が先発

2022 9/30 11:00SPAIA編集部
オリックスの山本由伸とロッテの本前郁也,ⒸSPAIA
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ロッテ戦5勝無敗の山本由伸

オリックスの山本由伸とロッテの本前郁也のインフォグラフィック


オリックスのエース山本由伸が本拠地最終戦となる今日30日のロッテ戦(京セラドーム大阪)に先発する。

今季ここまで25試合に先発して15勝、防御率1.65、195奪三振、勝率.750の成績。いずれもリーグ1位を独走しており、NPB史上初となる2年連続での“投手4冠”をほぼ手中に収めている。

前回登板した24日の楽天戦(楽天生命パーク)では、7回2安打無失点の快投。7個の三振を奪うも86球に抑える省エネ投球で、15勝目を手にした。そこから中5日で今日の登板に臨む。

ロッテ戦には5試合に登板して5勝無敗、防御率1.35、全ての試合で7回以上を投げ、QS(6回以上自責点3以下)を記録するなど相性は抜群だ。

昨日の試合でソフトバンクが勝利し、優勝マジックは「2」。チームとしては残り2試合に勝利し、プレッシャーをかけるしかない。まずはパ・リーグ最強エースで必勝を期す。

5試合ぶりの白星目指す本前郁也

一方、ロッテの先発は本前郁也。3年目左腕は昨年開幕前に支配下登録を勝ち取り、プロ初先発で初勝利も挙げた。今季は先発ローテーション定着を目指したが、ここまで11試合の登板(先発は10試合)にとどまり、3勝2敗、防御率4.76の成績となっている。

前回登板した23日のソフトバンク戦(PayPayドーム)では、自主トレで弟子入りしたソフトバンクの和田毅と投げ合うも、4.1回78球を投げて5安打1失点で降板。勝敗はつかなかったが、先発として試合を作ることはできなかった。

今季オリックス戦には6月24日(ZOZOマリン)で1度先発。5.1回101球を投げて5安打3失点(自責は1)で負け投手となった。7月12日の西武戦で3勝目を挙げて以降、4試合続けて5回未満での降板が続いている。今日は先発として最低限の仕事をし、チームに勝利をもたらす投球を見せたいところだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-中日・小笠原慎之介(横浜)
広島・九里亜蓮-ヤクルト・山下輝(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・涌井秀章-ソフトバンク・和田毅(楽天生命パーク)

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