ロッテ戦5勝無敗の山本由伸
オリックスのエース山本由伸が本拠地最終戦となる今日30日のロッテ戦(京セラドーム大阪)に先発する。
今季ここまで25試合に先発して15勝、防御率1.65、195奪三振、勝率.750の成績。いずれもリーグ1位を独走しており、NPB史上初となる2年連続での“投手4冠”をほぼ手中に収めている。
前回登板した24日の楽天戦(楽天生命パーク)では、7回2安打無失点の快投。7個の三振を奪うも86球に抑える省エネ投球で、15勝目を手にした。そこから中5日で今日の登板に臨む。
ロッテ戦には5試合に登板して5勝無敗、防御率1.35、全ての試合で7回以上を投げ、QS(6回以上自責点3以下)を記録するなど相性は抜群だ。
昨日の試合でソフトバンクが勝利し、優勝マジックは「2」。チームとしては残り2試合に勝利し、プレッシャーをかけるしかない。まずはパ・リーグ最強エースで必勝を期す。
5試合ぶりの白星目指す本前郁也
一方、ロッテの先発は本前郁也。3年目左腕は昨年開幕前に支配下登録を勝ち取り、プロ初先発で初勝利も挙げた。今季は先発ローテーション定着を目指したが、ここまで11試合の登板(先発は10試合)にとどまり、3勝2敗、防御率4.76の成績となっている。
前回登板した23日のソフトバンク戦(PayPayドーム)では、自主トレで弟子入りしたソフトバンクの和田毅と投げ合うも、4.1回78球を投げて5安打1失点で降板。勝敗はつかなかったが、先発として試合を作ることはできなかった。
今季オリックス戦には6月24日(ZOZOマリン)で1度先発。5.1回101球を投げて5安打3失点(自責は1)で負け投手となった。7月12日の西武戦で3勝目を挙げて以降、4試合続けて5回未満での降板が続いている。今日は先発として最低限の仕事をし、チームに勝利をもたらす投球を見せたいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-中日・小笠原慎之介(横浜)
広島・九里亜蓮-ヤクルト・山下輝(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・涌井秀章-ソフトバンク・和田毅(楽天生命パーク)
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