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ヤクルト市川悠太がプロ初先発、阪神・伊藤将司は2年連続2ケタ勝利目指す

2022 9/28 11:00SPAIA編集部
ヤクルト・市川悠太と阪神・伊藤将司,ⒸSPAIA
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21歳の市川悠太が一軍初先発

ヤクルト・市川悠太と阪神・伊藤将司のインフォグラフィック


ヤクルトの市川悠太が28日の阪神戦(神宮)でプロ初先発する。

明徳義塾高から2018年ドラフト3位で入団したサイドスロー右腕は、今季7月1日のDeNA戦(神宮)で1軍デビューを果たした。ここまで中継ぎとして5試合に登板して、0勝0敗、防御率11.57の成績を残している。

ファームでは主に先発として19試合に登板して5勝6敗、防御率4.18。直近では、13日イースタン・リーグのロッテ戦に先発して7回106球を投げて、6安打8奪三振2失点と好投していた。そこから中14日空けて一軍初先発に臨む。

チームは25日にリーグ優勝を決めており消化試合ではあるが、若手にとっては大きなチャンス。この登板をきっかけに大きく羽ばたくことができるか。

2試合連続で不本意な投球の伊藤将司

一方、阪神の先発は伊藤将司。ここまで19試合に登板して9勝5敗、防御率2.68、QS(6回以上自責点3以下)も12度記録と、今季も安定感のある投球を見せている。

しかし、今月7日に9勝目を挙げてからは2試合連続で足踏み中。前回登板した21日の広島戦(甲子園)では、1.1回64球を投げて2本塁打を浴びるなど5安打4失点でまさかのKOとなった。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。

ヤクルト戦は今季2試合に先発して1勝1敗、防御率2.65と相性はまずまず。敵地では8月17日に登板して、山田哲人、村上宗隆に本塁打を浴びるなど8回4失点で負け投手となっている。今日はそのリベンジを果たしたいところだ。

今日勝てば、球団では2014年の藤浪晋太郎以来の新人から2年連続2桁勝利となる。チームのCS進出もかかっており、大きなプレッシャーの中、2年目左腕がどのような投球を見せるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・R.ガゼルマン-中日・柳裕也(横浜)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-ロッテ・美馬学(札幌ドーム)
楽天・岸孝之-西武・今井達也(楽天生命パーク)

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