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ヤクルト大西広樹が今季初先発、DeNAは濵口遥大に「村上封じ」託す

2022 9/23 11:00SPAIA編集部
ヤクルト大西広樹とDeNA濵口遥大,ⒸSPAIA
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中継ぎで41試合登板の大西

ヤクルト大西広樹とDeNA濵口遥大のインフォグラフィック


今日23日から首位ヤクルトと2位DeNAの直接対決3連戦が神宮で行われる。ヤクルトは初戦に今季初先発の大西広樹を持ってきた。

大阪商業大から入団3年目の右腕。今季は中継ぎで41試合に登板して3勝1敗3ホールド、防御率3.74の成績を残している。前回20日の巨人戦で3番手として登板し、岡本和真に一発を浴びて1回1失点。そこから中2日でのマウンドだ。

DeNA戦は6試合登板で防御率2.00と相性は悪くない。今季初先発の右腕に多くは望めないが、責任投球回の5イニングを投げて試合を作ってくれれば十分だろう。あるいは短いイニングで交代させて中継ぎ陣を継投させるブルペンデーの可能性もある。

当然ながらマジック対象のDeNAに勝てば優勝へ大きく近付く。ホームで高津臣吾監督を胴上げをするためにも落とせない一戦だ。

ヤクルト戦防御率1.98の濱口

一方、DeNAの先発は濱口遥大。今季は17試合に登板して7勝6敗、防御率3.52の成績を残している。

ヤクルト戦は2試合で1勝1敗、防御率1.98。7月2日の試合では7.2回1失点に封じ込んでいる。55号を打って以来、調子を落としている村上宗隆とは5打数2安打だが、本塁打は許していない。得意のチェンジアップで主砲のタイミングを外せるかがキーポイントだろう。

極めて低いとはいえ、まだ優勝の可能性は残されており、クライマックスシリーズも考えるとヤクルトを叩いておくことは重要だ。ここ2試合は打ち込まれている濱口だが、久々の快投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・上田洸太朗-巨人・井上温大(バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地-阪神・才木浩人(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・涌井秀章-日本ハム・根本悠楓(楽天生命パーク)
ソフトバンク・和田毅-ロッテ・本前郁也(PayPayドーム)

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