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ヤクルト石川雅規が昨季防御率0.82、敵地中日戦に先発 松葉貴大と技巧派左腕対決

2022 9/21 11:00SPAIA編集部
中日・松葉貴大とヤクルト・石川雅規,ⒸSPAIA"
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2か月ぶりの白星目指す石川雅規

中日・松葉貴大とヤクルト・石川雅規のインフォグラフィック


今日明日とバンテリンドームと神宮で行われる中日とヤクルトの変則2連戦。初戦は中日が松葉貴大、ヤクルトは石川雅規が先発する。

ヤクルト先発の石川は、今季ここまで14試合に登板して5勝4敗、防御率4.34の成績。先月23日の広島戦(神宮)で、史上7人目、大卒としては初となる通算500試合先発登板を達成した。

だが、7月の防御率は10.00、8月は5.40、9月もここまで7.20と、7月以降なかなか思うような投球ができておらず、7月7日の巨人戦以来、白星から遠ざかっている。前回登板した13日の巨人戦(神宮)でも、4.1回71球を投げて3本塁打を浴びるなど9安打6失点でKOされた。そこから中7日で今日の登板を迎える。

中日戦には今季4月7日(神宮)に1度対戦し、5回84球を投げて7安打4失点。だが、バンテリンドームでは昨季2試合に先発して計11イニングで1失点、防御率0.82と好投を見せていた。昨日の敗戦で優勝へのマジックは「6」のまま。酸いも甘いも知るベテラン左腕が今日も敵地で快投を見せ、優勝を手繰り寄せることができるか。

3試合勝ち星がない松葉貴大

一方、中日の松葉は今季18試合に先発して6勝6敗、防御率3.19、QS(6回以上自責点3以下)はわずかに4度ながら、まずまずの投球を見せている。

前回登板した14日のDeNA戦(バンテリンドーム)では、5回74球を投げて4安打2失点。2回無死一塁で宮﨑敏郎に11号2ランを浴び逆転されたが、その後は落ち着いた投球で試合を作り、逆転勝ちに貢献した。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。

ヤクルト戦には6月22日(バンテリンドーム)に1度先発して、5.1回78球を投げて6安打3失点で、勝ち負けはつかなかった。8月24日に移籍後自己最多タイの6勝目を挙げてから、3試合勝利から遠ざかっている。持ち前の粘り強いピッチングで久々の白星をもぎ取りたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・R.ガゼルマン-巨人・M.シューメーカー(横浜)
阪神・伊藤将司-広島・森下暢仁(甲子園)

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