18年間のプロ野球生活に区切り
オリックスは15日、能見篤史投手兼任コーチ(43)が、今季限りで現役引退することを発表した。16日に引退会見が行われる。
能見は鳥取城北高から大阪ガスを経て、2004年に自由枠で阪神へ入団。即戦力として1年目から一軍で登板し、2009年には初の2ケタとなる13勝をマーク。その後も先発の柱として活躍し、2ケタ勝利を5度記録した。2018年にリリーフへ転向して、3年連続で30試合以上に登板した。
2020年限りで阪神を退団し、2021年からはオリックスで選手兼任コーチとしてプレー。リリーフで26試合に登板し、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。今季も4試合に登板していた。
通算成績は473試合に登板して104勝93敗4セーブ56ホールド、防御率3.35、1516奪三振。2012年に最多奪三振のタイトルを獲得し、2013年には日本代表として第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。
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