中4日でプロ初勝利目指す奥村政稔

PayPayドームで行われているソフトバンクと西武の首位攻防3連戦。昨日の初戦はソフトバンクが1点を追う3回裏に一挙4点を挙げ逆転に成功し、その後は6投手の継投で逃げ切り先勝した。
連勝を狙うソフトバンクの先発は奥村政稔。プロ4年目右腕は今季初登板となった8月29日のロッテ戦でプロ初先発し、5回74球を投じて4安打1失点の好投。勝利投手の権利を持ったまま降板したが、チームは逆転負けを喫したため、プロ初勝利とはならなかった。
その後は、中継ぎとして2試合に登板。直近の登板となる8日の楽天戦(PayPayドーム)では、4点ビハインドの9回に6番手としてマウンドに上がり、2三振を奪うなど三者凡退に抑えた。そこから中4日で今日の登板に臨む。
チームは今季最長となる11連戦の真っ只中。先発が不足する中とはいえ、巡ってきた先発のチャンスを逃すわけにはいかない。激戦が予想される首位攻防戦でも前回と同様に試合を作り、プロ初勝利をもぎ取りたい。
2年連続2ケタ達成した髙橋光成
一方、西武の先発は髙橋光成。今季ここまで23試合に登板してリーグ2位タイの10勝(7敗)を挙げ、防御率もリーグ2位の2.27、QS(6回以上自責点3以下)は18度マークと、安定感のある投球を見せている。
前回登板した6日のロッテ戦(ベルーナドーム)では、7.2回117球を投げて8安打9奪三振2失点(自責は1)の力投。ロッテ先発の石川歩とのエース対決を制し、2年連続での2ケタ勝利を達成した。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。
ソフトバンク相手には今季2試合先発して1勝1敗、防御率3.00と相性はまずまず。直近では8月16日(ベルーナドーム)に対戦し、6回5安打無失点で勝利投手となっている。シーズン最終盤での天王山。エースが優勝を手繰り寄せる快投を見せることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・石川雅規-巨人・菅野智之(神宮)
中日・髙橋宏斗-DeNA・ガゼルマン(バンテリンドーム)
阪神・青柳晃洋-広島・九里亜蓮(甲子園)
【パ・リーグ】
楽天・早川隆久-オリックス・田嶋大樹(楽天生命パーク)
ロッテ・石川歩-日本ハム・上沢直之(ZOZOマリン)
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