9試合連続2失点以下に抑えている今永昇太
横浜スタジアムで行われている2位DeNAと首位ヤクルトの直接対決2連戦。昨日の初戦は先発・小川泰弘の7回無失点の好投もあり、ヤクルトが1-0で接戦を制し、優勝へのマジック「11」が再々点灯した。
逆転優勝へ今日のゲームは絶対に落とせないDeNAの先発は今永昇太。今季は17試合に先発して9勝3敗、防御率2.31、QS(6回以上自責点3以下)も13度記録するなど、好成績を残している。
前回登板した6日の巨人戦(東京ドーム)では、7回108球を投げて6安打1失点に抑える好投。勝敗こそつかなかったが、先発としての役割を十分に果たした。これで、6試合連続QS、9試合連続で2失点以下に抑えており、抜群の安定感を誇っている。
ヤクルト戦には今季2試合に先発して1勝0敗、防御率3.95の成績。決して相性がいいとは言えないが、前回対戦(7月16日)では7回3安打2失点に燕打線を抑えている。快進撃を支えてきたエースの快投で逆転優勝への望みをつなぎたい。
中7日で大一番に臨む原樹理
一方、ヤクルトの先発は原樹理。今季ここまで18試合に先発して7勝5敗と白星先行も、防御率4.64、QSも7度とピリッとしない投球が続いている。前回登板した4日の中日戦でも6回途中8安打5失点で負け投手となった。そこから中7日で今日の登板に臨む。
相手先発の今永とは同学年。原は東洋大、今永は駒沢大のエースとして東都大学リーグでしのぎを削り、4年秋には入れ替え戦で投げ合った。そして2015年ドラフトではともに1位でプロ入りした宿命のライバルだ。
今季は7月16日(横浜)に1度投げ合い、ともに7回2失点の好投で勝敗は付かなかった。今季2度目の対戦は、優勝争いを左右する大事な局面で巡ってきた。再びのライバル対決で投げ勝ち、優勝へのカウントダウンを進めることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
阪神・西純矢-中日・勝野昌慶(甲子園)
広島・遠藤淳志-巨人・赤星優志(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-ロッテ・小島和哉(楽天生命パーク)
西武・與座海人-日本ハム・C.ポンセ(ベルーナドーム)
オリックス・山﨑福也-ソフトバンク・千賀滉大(京セラドーム大阪)
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