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オリックスがエース山本由伸で今季初の単独首位目指す ソフトバンクは板東湧悟が今季4度目先発

2022 9/10 11:00SPAIA編集部
オリックス山本由伸とソフトバンク板東湧悟,ⒸSPAIA
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2年連続投手4冠へ突き進む山本由伸

オリックス山本由伸とソフトバンク板東湧悟のインフォグラフィック


今日から京セラドーム大阪で行われる3位オリックスと首位ソフトバンクの2連戦。パ・リーグの優勝争いは2位の西武含めゲーム差なしの三つ巴。オリックスは今日勝てば、今季初の単独首位に浮上する可能性もある大事な一戦だ。

そのオリックスの先発は山本由伸。今季ここまで22試合に先発して12勝(5敗)、防御率1.82、172奪三振、勝率.706はいずれもリーグトップで、史上初の2年連続投手4冠も視界に捉えている。

前回登板した3日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、9回116球を投げて5安打9奪三振3失点で完投勝利を挙げた。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。

ソフトバンク戦には今季3試合に先発して1勝2敗、防御率2.95と不本意な数字が並ぶ。ただ、5月3日の対戦で7失点を喫したが、そのほかの2試合では8回2失点(自責は1)、8回無失点ときっちり抑えており、相性は悪くない。絶対的エースで今季初の単独首位浮上なるか。

板東湧梧が2戦連続首位攻防戦に先発

一方、ソフトバンクの先発は板東湧梧。昨季中継ぎとして頭角を現し、44試合に登板して16ホールドを挙げた4年目右腕は、今季も開幕から中継ぎとして起用されていた。しかし、エース千賀滉大の離脱などで先発の台所事情が苦しくなった8月19日の日本ハム戦(PayPayドーム)で、今季初先発。5.2回を無失点に抑え、自身初となる先発勝利を手にした。

前回登板した今月3日の西武戦(PayPayドーム)でも、自己最長となる7回115球を投げて7奪三振2失点と好投。首位攻防戦で価値ある白星を挙げ、ここまで3戦2勝と先発起用に見事に応えている。

オリックス戦にはプロ初先発。今季は救援として3試合に登板して防御率2.70の成績を残している。チームは今日から今季最長の11連戦がスタートし、前半は激しく火花を散らすオリックス、西武との5連戦。自身の快投で初戦をとり、チームを勢いづけたいところだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・C.C.メルセデス-中日・小笠原慎之介(東京ドーム)
ヤクルト・サイスニード-広島・野村祐輔(神宮)
DeNA・石田健大-阪神・森木大智(横浜)

【パ・リーグ】
楽天・田中将大-ロッテ・本前郁也(楽天生命パーク)
西武・松本航-日本ハム・伊藤大海(ベルーナドーム)

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